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2022年10月6日木曜日

一日一曲「おなじ話 / ハンバートハンバート」

今日はハンバートハンバートの

おなじ話を楽譜に起こします。


おなじ話 / ハンバートハンバート YouTubeより


日本のライブハウス事情で

彼らの存在は

以前以降に分かれるほど

音楽的な商業以上に

インパクトがあります。


ファッション、音

今やどこを見てもハンバートハンバートの

印象がある。


勿論音などはもともと

ライブハウスなどの音響が

地下でずっと修練

が重ねられてきて優れたものではあると

思いますが

彼らの登場で

一般化され

後戻り出来なくした。


僕もハンバートハンバートのような音で

録音したいと常々思っています。


おなじ話は

特にコマーシャルのタイアップになったわけではなく

なぜここまで浸透したかは

わかりません。


ただただ切ない曲で

かつていたもう一人の自分との

対話で

最後は

夢の中でしか思い出せない。

そんな内容です。


フォークソングにしては

ポピュラーなコード使いで

その可愛らしい声から

萌えな印象。


今も商業的にいろいろ挑戦している

彼らを見習わって僕もがんばらないとなぁ。


ハンバートハンバートのおなじ話。でした。



2022年10月2日日曜日

一日一曲「家族の風景 / ハナレグミ」

ハナレグミの

家族の風景は




2002年発表で

当時の相方が好きな曲でした。

90年代の理想が

見事に砕け散り

焼野原の中に生えた一本で

そのあとの20年間を見事に

覆いつくしてしまいました。

まだ僕もバンドサウンドで

勝負しようとしていた時期で

イントロのアコースティックギターのアルペジオは

衝撃でした。

地元西宮のドン・キホーテで初めて聴いた時のことを

今でもはっきり憶えています。


永積タカシさんは兄と同い年で

この世代の方は

受験戦争まっしぐらを経験されていて

心が燃えてしまった後のような印象があります。


すごくいい曲なのですが

理想に燃えている自分としては

あまり積極的に聴かないようにしてきました。


ほぼほぼ4つのコードだけで

構成されていて

サビなるものがありません。

この辺りも新しかったし

今ではスタンダードになっています。

特筆すべきは歌詞で


キッチンにはハイライトとウィスキーグラス


と言う

普段身近にあるものを

見つめることで

大人になりきれないひとりぼっちの抜け殻のような感覚を演出しました。

みんな真似しましたし僕も真似しました。


影響力が大きく

00年代の

ゆとり世代の人たちにとっては

ひとつの指針になっているような気がします。


そう言えばぼくもここから始めたんだよなぁ。


ハナレグミの家族の風景。でした。


2022年10月1日土曜日

一日一曲「ムーンライト伝説 / DALI」

今日は美少女戦士セーラームーンの

主題歌、ムーンライト伝説。


ムーンライト伝説 / DALI YouTubeより


なにかと

パクリだなんだでいわくつきの本曲。


1992年発表で

当時メディアミックスが始まったばかりで

その一つだった

セーラームーン。

企画は大ヒットして

ここくらいから女の人の時代が始まった気がします。


昭和歌謡を取り入れたのも画期的で

アニメソングと言えば情念

というのも定番になりました。


男の子のヒーローは実写で

女の子の憧れは

アニメーションというのも

単に時代だけの所為ではないような気がします。


すごくコードの数が少なくて

4つのコードで回せます。


曲というのは

コードが少ない方が

強いインパクトを残せるし

思い出しやすいのではないでしょうか。


歌っても

聴いても

少し照れくさいですが

ウケたらいいなぁ。


美少女戦士セーラームーンの主題歌、

ムーンライト伝説でした。



2022年9月29日木曜日

一日一曲「LOVE LOVE SHOW / THE YELLOW MONKEY」

今日はTHE YELLOW MONKEYの

LOVE LOVE SHOW。


LOVE LOVE SHOW / THE YELLOW MONKEY YouTubeより


1988年に結成した彼らは

90年代の日本のバンドを代表する

存在になりました。


賛否が多く

それはそれだけ語るに値することを意味します。


コンセプトを大事にするバンドで

それが却って

楽曲のインパクトを消している節があるような気がしてなりません。


ですがその演奏力、パフォーマンスが

圧倒的な存在として導いています。


彼らは俗に言う

ユーチューバーなることを一切しません。

曲の中では砕けますが

タレント活動のようなこともしません。


世の中にはスターというものがあって

それが正解というわけではないのですが

そういう存在が必要です。


僕はアルバムをちゃんと聴いたことがないし

彼らの音楽もほとんど聴きません。


しかし、そういうアティチュードは褒め称えるべきではないでしょうか。


LOVE LOVE SHOWは歌詞の所為で

コミックソングの印象を

受けますが

とてもよく出来ていて

メロディも豊か

コードも吟味されています。

アコ-スティックギター一本でもすごく魅力的に演奏できます。


ぼくがユーチューバー的なアプローチを敬遠しているのも

彼らの影響かもしれません。


THE YELLOW MONKEYのLOVE LOVE SHOWでした。



一日一曲「スターフルーツサーフライダー / コーネリアス」

今日はコーネリアスさんの

スターフルーツサーフライダー。


STAR FRUITS SURF RIDER / Cornelius YouTubeより


ドラムンベースという今の若い人たちには

馴染みのない音楽的技法に

日本語詞を乗せる

当時画期的だった本曲。


リズムや構成などに特化した人で

メロディや歌詞に関してはどっちかって言うとスルーな人です。


けれど数々のトライヤルがJ-ポップの礎になりました。


例の障碍者いじめの件が有名ですが

正直な感想を言うと


そんなん言われなあかんのやー


でした。

20代そこそこの発言を取り沙汰され

さも自分には身の覚えのないように非難する。

間違いなくそれは暴力です。


擁護するつもりはないですけど。


ただこの曲のPVもまだ上げていないところを見ると

後手後手に回っているのは事実。


品行方正な態度が裏目に出ているのかも知れませんね。


コードは2個しかないのだけれど

こういう曲を

アコースティックギター一本で

魅力的に弾けたらいいですよね。


僕が初めてデモテープを作ったのを

先輩ミュージシャンに

聴いてもらった時に


いい意味でコーネリアスみたい


と言われた時

嬉しかったのを憶えています。


この世代(一応ぼくもそうですが)の人たちも今曲がり角に来ているのかも。


コーネリアスさんでスターフルーツサーフライダー。でした。



2022年9月28日水曜日

一日一曲「ファイトフォーユアライト / ビースティボーイズ」

今日はヒップホップに

全面的に挑戦!

彼らがヒップホップなのかどうか異論はあると思いますが

ビースティボーイズで

ファイトフォーユアライト。


(You Gotta)Fight For Your Right(To Party)  YouTubeより


このタイトルがごちゃごちゃして

覚えづらいタイトルの所為で

日本人はみんな脱落していきます。

従来のキャッチ―さと

無縁であるところもヒップホップ所以なのでしょう。


パワーコード(コードの5弦と6弦だけを弾く技法)で構成された

バックサウンドに語りを叫び気味に

乗せるヒップホップの定番を作った本曲。


面白いのがU2のヨシュア・ツリーと同時期に

発表されたんですよね。


かたやいぶし銀のモノトーンのバンドサウンド。

そして彼らはラジカセをバックに叫びまくりました。


全てが正論の今の日本に

必要なのは

アイロニーなしの心のこもった思いやりではなく

大真面目にふざける

そんな態度です。


ビースティボーイズのファイトフォーユアライトでした。



2022年9月26日月曜日

一日一曲「セラピー? / ストーリーズ」

今日はちょっと

趣向が違いまして

セラピー?というバンドで曲はストーリーズ。


Stories / Therapy? YouTubeより


恐らく日本の方は誰も知らないかも知れません。

1989年に結成されたアイルランドのバンドで

紛らわしいのがブリットポップと

時期が重なっている為

そういう目(どういう目だ)で見てしまった。


チャーチ・オブ・ノイズという曲が一番有名だと思うのですが

Church Of Noise / Therapy? YouTubeより

すごくポップでいい曲だけど

正直売れないだろうなーと

1998年当時冷めた目で見つめていました。


しかし最近気になったので

YouTubeで検索したら

あまりのすごさにあちゃーでした。

ぼくもまだ10代だったんです。仕方がない。


兎に角スティングが認めるほどドラムが凄まじい。

そしてソングライティングもすごくいい。

ぼくにとってちょっとこれは開眼です。


僕がヨーロッパを見捨てた20年間もずっと

活動を続けていて

もう敬服してしまいました。


あまりにもマイナーな為

ちゃんとした和訳を見つけることができませんでしたが

もういい詩しかない

と決めつけてしまえるほど

演奏力、発想力が素晴らしい。


ストーリーズは

マイナーコードを基調とした

アイルランド人らしいメロディアスな旋律。

そしていきなり関係ないギターリフ。

これが堪らない。


多分かっこいいことに拒否反応を

起こしているフロントマン。

只物ではありません。


今、日本で歌っても誰も知らないだろうから

暫くは様子見です。


そんな感じで

今回は懺悔の意味合いも含めて

セラピー?のストーリーズを紹介しました。


滅茶苦茶恰好いいけど

これは売れないぞ。



2022年9月24日土曜日

一日一曲「トコトンで行こう! / ウルフルズ」

今日の一日一曲は

ウルフルズ。

曲はトコトンで行こう!。


トコトンで行こう! / ウルフルズ YouTubeより


1988年に結成して1992年に

東芝EMIから異例の速さでCDデビュー。

1996年にはミリオンセールとなるアルバム・バンザイを発表。

と、トントン拍子な経歴ですが

ウルフルズ以前にたくさん経験を積んでいるような気がします。


音もヴィジュアルもすごく洗練されているバンドで

このトコトンで行こう!も当時

撮影技術が話題になりました。


関西人であることを前面に出し

キャラクターをはっきり

させたのも成功の要因です。


こういう事を言うとめちゃくちゃ怒られるかも知れませんが

激動の90年代の最中

うまいことやったなと。


バカな振りをしていますが

戦略的な頭のいい人たちだと思います。


また90年代初頭

大阪のアメリカ村という

若者のファッション街が旺盛を極めていた頃で


彼らもとてもお洒落でした。

もしかしたらそこに垢抜けていた秘訣が

隠されているのかな?


面白い曲で

ほぼメジャー(明るい)コードの7thしか使っておらず

マイナー(暗い)コードは皆無。


ソウルフルな楽曲はぼくも作ってみたいので勉強になります。


なぜこんなにキャッチ―な曲ばかり作れるのでしょうか?


実は彼らも宅録(自宅で録音する)から始まったんじゃないのかなぁ。


謎の多いバンドです。


ウルフルズでトコトンで行こう!でした。



2022年9月23日金曜日

一日一曲「シャイニング・ライト / アッシュ」

アッシュはそんなに熱心に

聴いてきた訳ではありません。

けれどこのシャイニング・ライトだけは別で

何回も聴きました。




ノエル・ギャラガーも唸る佳曲で

魔法のような旋律があります。


1990年代、空前のブリットポップ旋風の中

結成した北アイルランド出身の彼ら。

瑞々しいメロディが売りで

何故か大御所ばかりに好かれます。

学生バンドの先駆けで

スーパーカーなどは

やられた

と思ったと公言しています。

メンバーがぼくと1つぐらいしか変わらないのですが

あまり親近感はなく

どっちかって言うと羨ましい。。。

若く成功し

甘いマスクで

一時期美人のお姉ぇさんが

横でギター弾いてたり。

こちらはダスキンでずっと

害虫駆除してましたよ。えぇ。


シャイニング・ライトは

メジャーとマイナーだけで構成された曲で

和訳が見つからず

歌詞は残念ながら分かりません。


全英8位をマークした

生まれながらの成功が約束された曲でした。

こういうバンドが

一度も休止することなく現在に至るところが

ヨーロッパの凄さだと思います。


アッシュでシャイニング・ライト。でした。


2022年9月21日水曜日

一日一曲「浅草キッド / ビートたけし」

今日の一日一曲は

ビートたけしこと北野武の浅草キッド。


浅草キッド / ビートたけし YouTubeより


ぼくがこの曲を深く知ったのは

竹原ピストルさんの名演で

浅草キッド / 竹原ピストル YouTubeより

何度も聴きました。

もうたけしさんの声とメロディで

ありきたりだけど

まざまざと情景が浮かびます。


たけしさんが浅草からキャリアを

スタートさせたのは

芸人として野垂死んでも

浅草だと格好がつくからという理由で

ぼくが神戸の三ノ宮から活動を始めたのも同じで

凄くこの曲を意識しました。


ぼくはお笑い芸人に対して畏敬の念を抱いています。


僕たちミュージシャンは

どんなに下手でも

どんなに下品でも

楽器を持つことで一応成立してしまうんですね。


でもお笑い芸人は違う。

漫才となるとセンターマイクがあるのですが

そうじゃない、発想だけで笑わせるとなると

文字通り裸一貫で

受けなかったら

ただの変人です。


ミュージシャンと芸人ではスタートラインが違うのです。


なので僕はお笑い芸人にマイナスになることを絶対言わないようにしています。


この曲の


夢は捨てたと言わないで


というこんな

誰もが思い浮かべている言葉を

こうやって実際に形に出来るのが

ビートたけしの凄まじさです。


相当な度胸がないと実現しません。


コードも激シンプルで

もう弾き語りの古典になりつつありますよね。


これだけ歴史を作りながら

まだ何かある予感を残します。


またビックリさせてほしいです。


ビートたけしの浅草キッド。でした。



2022年9月20日火曜日

一日一曲「今宵の月のように / エレファントカシマシ」

今はもう国民的な

人気を誇る

エレファントカシマシは

まだ実は未開拓の地で

気にはなっているけれどそんなにちゃんと聴けていません。


フロントマンの宮本浩次さんの

歌い方が今なお鮮烈で

どうやって手に入れられたのでしょう。


悲しみの果てなど

宮本さんも友部さんの影響が伺えますが

それだけでは全然足りません。


1981年に中学生のころ始めたバンド。

その曇りのない野心が

どんな障害があっても

突き進む現在進行系の存在を示唆しています。


ぼくの世代はやっぱり

今宵の月のようにで


今宵の月のように / エレファントカシマシ YouTubeより


ミュージックビデオも合わせて

深く印象に残っています。

言葉の人で

こんなシンプルなタイトルでも文学的な匂いがプンプンします。


この曲の

夜中の国道線を練り歩くという

モチーフが大好きで

僕も真似しました。


前述しましたが

まだその魅力の謎が解き明かされておらず

入門として

今日はこの曲を楽譜に起こしました。


かわいい女の子に人気があるのが

正直羨ましいです。


エレファントカシマシ。の今宵の月のように。でした。



商店街ビタミンプロジェクト「シャッターオープンは街と人を動かす」レポート

今日は先日行なわれた商店街ビタミンプロジェクト
シャッターオープンは街と人を動かすでの癒やしライブの日のレポートでございます。

               舞台になった森の休息。

                   おしゃれ。


            秋です。オーナーさまの配慮が窺えます。



             この日はpuchicoさんとacoさん、
        ミツ&マツさんとそして僕という4組からなる構成でした。

           この日はなんと大町市長さまもご来店頂き

                 大盛況となりました。

                思わずテンションが上がり

              一緒に写真を撮らせて頂きました笑

先陣を切ってくれた弾き語り女性シンガーpuchicoさんは
大阪出身の方でちょうど一年前あづみ野に引越してこられたそう。

ウクレレで描く詩はまるでジョン・レノンのような穏やかな世界で
林や木漏れ日など
の描写が印象的でした。

大阪の友達の歌うたいも森などの描写が多く
都会にいる反動だったりするのかなぁと俯瞰で観てしまいました。

いつもは園児に歌っているらしく
なるほど堂々とした佇まいでした。

プチコさん、写真がなくゴメンナサイ。

お疲れ様でしたm(_ _)m


そして次に歌ってくれたのが
acoさん。
こちらも女性で写真の一番左の方がそう。

曲作り歴20年という
強者で
歌う言葉にとても深き重さがありました。

彼女もウクレレで
弾き語ってくれて
思わずウットリしてしまいました。

このあとの僕の演奏中優しい目で聴いてくれて癒やされました。

acoさん、またご一緒して下さいね。


そして事実上トリの
ミツ & マツさん。

一曲目のオリジナル曲からやられてしまいました。
くらげがモチーフになっていて
幻想的。
会場いっぱいが水槽になったかのよう。
ミツさんは東京にお住まいになったこともあり
なるほどクラブのような雰囲気がありました。

またご一緒できたらな。


そして最後にぼくですが
YUIさんのCHE.R.RY
Stingのイングリッシュマン・イン・ニューヨーク
北風小僧の寒太郎
あいつは歌を歌っていた
Lisaさんの紅蓮華
aikoさんのえりあし
今更、見逃して
捨てないで
写真の中の木の下で

の順にお送りしました。

市長さまも楽しんで頂けたようで
ほっとしました。

イベントは盛況のうちに終わり
こちらもほっとしました。

またこういうブッキングライブしたいなぁ。

最後に読んで頂いた森の休息さま
ありがとうございます、お疲れさまでしたm(__)m

今日は台風ですが路上ライブやりますよ~

2022年9月19日月曜日

一日一曲「楕円の夢 / 寺尾紗穂」

今日は寺尾紗穂さん。

曲は楕円の夢。


楕円の夢 / 寺尾紗穂 YouTubeより


寺尾紗穂さんは

一度長野市に観に行かせてもらったことがあって

色々学びました。


その一つに声と楽器で

音域のハイからローの

幅を作るというのがあって

正直唸りました。


やっぱりヒットソングを書く人は違うなぁと。


MCが印象的で

この楕円の夢の時、

円というのは答えだけれど

ちょっと違う形の円を探すのが大事なんじゃないか

と仰られてて

そのとおりだと。


照明が控えめで

ピアノに彼女の顔が写っているのがこちらから見えました。

それも計算だとしたらとんでもないなぁ。


帰りに空を見上げたら満月で

そのMCを思い出しました。


ぼくにはこの曲のような


超越した諦念


という概念を表せない。


けれど最近は

それでいいのだと思うようにしています。


女性には女性の、

男には男でしか描けないものが


間違いなくある。


楕円の夢は

大貫妙子さんの突然の贈り物を下地に

したような曲です。


コードが7thを使わず

基本的にメジャーとマイナーだけ。


巷にはとりあえず7thを使っとけー

という曲が氾濫していて


あえて名前は出しませんが


音がいい悪いという以前に


今もう一度コード使いを検証する時期が

来ているのではないでしょうか。


この曲は

そのような事を教えてくれます。


寺尾紗穂さんの楕円の夢。でした。



2022年9月18日日曜日

一日一曲「Be My Mistake / The 1975」

今日の一日一曲は

イギリスはマンチェスターのThe 1975。

曲はBe My Mistake。


Be My Mistake / The 1975 YouTubeより


The 1975は好きなバンドで

このBe My Mistakeが収録されているアルバム

ネット上の人間関係についての簡単な調査

も買いました。


音もいいし曲もいい。

詩も深みがあって最近では珍しいバンドだと思いました。


僕は毎日自転車で

スマホをかごに入れこの曲を流しながら

買い物に行くのが日課になっています。


罪悪感についての歌で

切ないとかウキウキするという2次元的なものより

しーんと我に返る感じです。


オリジナリティに満ちていて

こんな曲は滅多にお目にかかれません。

今一番要注目のバンドではないでしょうか。


ギター弾き語りの

オーソドックスな曲なのですが

スタッカートという跳ねるリズムを基調にすることで

現代らしい新鮮な印象を与えます。


すごくシリアスなのですが

同時にとてもエロティックであり

フロントマンのマット・ヒーリーの

抜群のセンスが光ります。


コードも洗練されていて

練習して女の子の前で歌いたいものです。


The 1975のBe My Mistakeでした。






2022年9月17日土曜日

一日一曲「奏(かなで) / スキマスイッチ」

今日は白馬村にゆかりの深い

スキマスイッチ。

曲は代表曲、奏(かなで)。


奏(かなで) / スキマスイッチ YouTubeより


スキマスイッチのメンバー

常田真太郎さんは

名古屋県出身ですが

幼い頃から白馬村に慣れ親しんでいて

その思いから自身プロデュースのサッカーグラウンドを村にオープンするなど

されています。


スキマスイッチのおふたりとぼくは同じ1978年生まれで

なんかもう、あー、

という感じです。


スキマスイッチは2003年デビューの00年代アーティスト。

このころ僕はユニットブルジョアジーを正式に

起動させたところで

3回だけライブを行いました。

そういう意味では僕も

00年代アーティストなんですね。。

その翌年にはその相方に捨てられたけど。。


奏(かなで)は言葉数の少ない

近年では珍しい曲。

そんなに目立つ内容の歌詞ではありませんが

2人の意見が対立したら

どちらの意見も捨てて

新しい案を探す、といった

エピソードからも

すごく大事に作っているのが分かります。


特筆すべきはやっぱり

コードで

7thを多用していますが

単におしゃれにぼやかすといった指向ではなく

吟味されて使われているのが

みんなに愛されている秘訣だと思います。


日本のヒット曲はコード使いがキーに

なっているんじゃないかと

気付いた曲で

それ以来ぼくも意識するようになりました。


サビで明るく広がるのではなく

ズンと落ちる構成は

同じ音楽を聴いてきたんだなと思わせます。


常田さんは見れば見るほど白馬村な顔をしています。

明記されてはいませんが

住まれているんじゃないのかな?


スキマスイッチで奏(かなで)。でした。



2022年9月16日金曜日

一日一曲「コモン・ピープル / パルプ」

今日はイギリスの社会現象にもなった音楽ムーブメント

ブリットポップの雄、パルプ。

曲は代表曲コモン・ピープル。


Common People / Pulp YouTubeより


このコモン・ピープルが収録された

ディファレント・クラスは

おそらくこの先再評価され

とても重要な位置を占めるアルバムになるような気がします。


今回楽譜に起こすに当たって

和訳を泳げ!対訳くんから読ませてもらったのですが

もう中産階級への怒りの嵐の羅列。

痛快でした。

当時イギリスの政党をも

ひっくり返したんだから

すごいムーブメントです。

さすがイギリス人。


けれど階級組織は今日本でも着々と進められていると聞きます。

そんな中自分には何が出来るだろうかと思いますが

そんなには悲観していません。


コモン・ピープルはコードが4つだけ!

こちらも痛快です。


この曲のサビが

主語を変えるだけで意味が全く変わってしまうという

詩で

なるほど、勉強になりました。


この曲でボーカルのジャーヴィス・コッカ―は大きな花火を打ち上げました。


下積みの長い花火。


時にはとんでもないことをしないといけない、ということで

謙虚な気持ちになると言っていたのはU2のボノです。


ぼくも大きな花火を用意しないとなぁ。


パルプのコモン・ピープル。でした。



2022年9月13日火曜日

一日一曲「ここにしか咲かない花 / コブクロ」

今日は路上ライブの大先輩

コブクロを取り上げます。


曲はここにしか咲かない花。


ここにしか咲かない花 / コブクロ YouTubeより


この曲は日本テレビ・ドラマ、瑠璃の島の

為に書かれた曲。

舞台となった鳩間島に実際訪れ

書いた詞は研ぎ澄まされ

コードもびっくりするくらい

複雑で数が多く

永遠にともに以来の

ビッグ・シングルで

勝負に出たのでしょう。


このドラマは僕も録画して拝見させて頂いてました。

主人公の女のコも可愛かったし、

やっぱり小西真奈美さん。


同い年ということもあり見惚れて演技を観ていました。


まぁ、それはどうでもいいのですが


コブクロは大阪の路上ライブから始めたのですが

実は黒田さんがストリートミュージシャンと

謳っておきながら

あまりにも演奏がお粗末で左遷された

など、

全く他人事ではないエピソード。

流石関西人。


そこから10数年後

数多のエピゴーネンを生み出しました。


僕もご多分に漏れずです。


今だとシンガーソングライターの作人さんを

筆頭に沢山の

ミュージシャンが関西の

路上ライブを盛り上げています。


僕もそこから始めた人間なので

何かしら

想いを寄贈したいです。


コブクロは今はどうやら

音楽プロデューサーとしてのウェイトが大きいようですが

また大作を虎視眈々と狙っているのでしょう。


路上ライブの巨人、コブクロ。でした。


今日も大町での路上ライブ終わりに

これを書いています。