2022年8月20日土曜日

一日一曲「クライン / エアロスミス」

今日の一日一曲はエアロスミスのクライン。


Cryin' / Aerosmith YouTubeより


1994年発表の力強いロッカバラード。

泣くほど愛した恋人に別れを告げる内容。


曲も激しくインパクトがありますが

アリシア・シルヴァーストーン主演の

ミュージックビデオが鮮烈で

当時MTVがローカルテレビ曲で流れていたので

録画して何回も観ました。


3拍子でメジャーコードとマイナーコードだけの

ど真ん中な構成。


イギリスのロックから出発したバンドですが

自国アメリカのルーツであるカントリーも取り入れています。


愛の自殺がテーマで

ミュージックビデオで

アリシアが高速道路から飛び降りるエンディングは

爽快で清涼感があります。命綱があるので助かりますけどね。

エアロスミスは特に思い入れはありませんが

ヴィジュアルで楽しませてくれる

今もオリジナルメンバーで活動する稀有なバンド。


最近引退をほのめかす弱音を聞いたことがありますが

また面白いミュージックビデオが見たいな。


エアロスミス。でした。



2022年8月19日金曜日

一日一曲「恋はごきげん / フィル・コリンズ」

今日はフィル・コリンズ。

フィル・コリンズもどの曲にしようか迷いました。

ワン・モア・ナイト。トゥー・ハーツ。

けれど1988年のヒット曲、恋はごきげんを。





もともとザ・マインドベンダーズの曲でカバーですが




完全にフィルの色彩に変えてしまっています。

フィルは80年代天下を取っていましたが

90年代に入り若いバンド群に目の敵にされ

ヒットチャートの隅に追いやられてしまいます。

事実僕も名前を口にするだけでダサいと言われたことがあります。

そのことを当時好きだったまい子ちゃんに話すとむくれて怒っていたのを思い出します。

けれどフィルは特別な人で

小学生の頃から聴いていた彼の音楽は刹那的で幸薄く

どこか冷めていた。

僕は幼心になぜか自分を投影していました。


2000年代に入りもう引退かな?と思っていたら

ポール・マッカートニーに喧嘩を売ったりと

元気で嬉しいです。

90年代以降なんだかアメリカもイギリスも真っ当な音楽ばかりになってしまって

シニカルな音楽が無くなってしまいました。

多分シニカルな表現が大好きな僕にとってはとても

窮屈です。

この頃の曲は路上ライブて受けが良く戦力になりそうですが

この楽譜起こしも曲が溜まりすぎていてどこから手を付けていいのか分からない。。

ごめんなさい、なんとかします。


2022年8月18日木曜日

一日一曲「テイク・ア・バウ / マドンナ」

今日はクイーン・オブ・ポップス、

マドンナを楽譜に起こします。

レインもいいなと迷いましたが

テイク・ア・バウを選びました。


Take A Bow / Madonna YouTubeより


1994年にアメリカで7週連続1位を記録した曲てすが

日本人にはあまり馴染みがないかも。

オリエンタルなストリングスやアレンジは前作レインに続き坂本龍一さんの影響だど思います。

てすが基本的にR&B(リズム&ブルース)の下地が濃い作品です。

コードがメロディの要所要所で細かく変化していて

かねてから僕も流れるようなメロディが作曲出来るように

なりたいと思っているので

R&B入門には入りやすいかも。


詞も素敵で

自身のスターダムか抱える恋愛悲喜劇を闘牛士になぞらえる辺りが大胆でロマンチック。

マドンナのピュアな乙女心と余裕のあるアダルトな歌声に至福を感じます。

マドンナ自身にはそんなに語ることはないけど

彼女がデビュー以来積極的にR&Bに接近したように

僕もこれを皮切りにどんどん楽譜に起こしたいです。



2022年8月17日水曜日

一日一曲「かなしみ / チャラン・ポ・ランタン」

今日はチャラン・ポ・ランタン!

曲はかなしみ。





エイベックス移籍後初のアルバム収録曲で

勝負に出た曲。

どうやらミスター・チルドレンが全面に協力した模様。


ワルツのリズムで



君のかなしみをちょうだい 

今はわらわなくてもいいから



と萌えな展開。


チャラン・ポ・ランタンの脆さをピックアップした
曲になりました。



この曲が発表された2017年、

僕は今までずっと住んでいた兵庫県を離れ

長野県の白馬村に移住することになります。


その最後の年、コンビニでバイトしていた時

有線でこの曲がずっと流れていました。

ずっと憧れていた白馬だったけれど

やはり少し不安で

この先どうなるか全く分からない状態でした。


特に好きな曲ではありませんでしたが

チャラン・ポ・ランタンは大好きだし

彼女たちも節目な時期だったので

色々想いが重なりました。


僕が再起をかけて活動した2013年から兵庫を離れる2017年。

今思えば最高の時間でした。


もし生まれ変わったらもう一度繰り返してもいい、

そんな瞬間。



皆さんにも

自分だけのそんな卒業ソングがあるのではないでしょうか??


たまたまですけど

僕にとってはこのチャラン・ポ・ランタンのかなしみ。


チャラン・ポ・ランタンがんばれ〜


2022年8月16日火曜日

一日一曲「CHE.R.RY / YUI」

世の中には選ばれた人、

宝くじか当たったという人がいて

このYUIというもうすぐキャリア20年になろうといている

アーティストはまさしくそうだと思います。


ミュージシャンの名産地福岡県出身で

路上ライブから始まり

オーディションを受けるや合格。

映画の主役に抜擢され

主題歌も大ヒット。

出す曲も続々ヒットというシンデレラストーリー。


けれど宝くじが当たったら幸せなのかというと

もちろんそうではなく

2010年代初頭くらいから

迷いを感じます。


一度は引退?をし

FLOWER FLOWERとして再出発をするも

中途半端で

今ではYUIなのかFLOWER FLOWERなのか分からない。


このCHE.R.RYという曲は彼女の残した

数少ない代表曲の一つで

大ヒットしました。


CHE.R.RY / YUI YouTubeより


コンパクトで無駄がなく極上のポップス。

タイトルにも言葉に拘りの強い彼女らしさが出ています。

コードもadd9を多用することで

曲の独自性を打ち出しています。


サビの直前のAh-Ah-Ah-というかけ声が上手く

僕も真似したいと思っています。


僕はそんなファンというわけではありませんが

彼女にはヒットソングよりも

シンガーソングライターとしての

成熟を見たいです。


けれどCHE.R.RY。

いい曲です。



2022年8月15日月曜日

一日一曲「風をあつめて / はっぴいえんど」

今日ははっぴいえんどの風をあつめて。


風をあつめて / はっぴいえんど YouTubeより


ぼくが2014年に発表した

"171"はサウンドが

はっぴいえんどがYMOを演奏しているようだと

評されたことがあります。


けれど僕自身ははっぴいえんどをそれほど

熱心に聴いたことはなく

何故なんだろうと思っていましたが


そう言われたら僕が洋楽に傾倒する前は

YMOにのめり込んでいて

彼らのファイアークラッカーという曲みたいなものを


ファイアークラッカー / YMO YouTubeより



頭の中で作曲していたし、

はっぴいえんどのしんしんしんという曲で

ドラムサウンドを習った覚えがあります。


しんしんしん / はっぴいえんど YouTubeより


知らず識らずの内に血肉化していたんですね。


風をあつめては

松本隆さん作詞で

とても素晴らしく

映りゆく街並みを描写しますが

まるで喫茶店でアイスコーヒーでも

飲みながら思い出しているかのようで

とても涼しげで優雅です。

細野晴臣さん作曲のコードも

メジャーとマイナーしか使用しておらず

確かに7thやadd9などのコードを使うとお洒落なのてすが

インパクトが確実に下がります。

ここは僕を含めこれからのミュージシャンの

課題かも知れません。


はっぴいえんどの風をあつめてでした〜◯




2022年8月14日日曜日

一日一曲「闘牛士 / Char」

今日はずっと取り上げたかったCharさん。

曲は闘牛士。


闘牛士 / Char YouTubeより



以前金子マリさんを語弊があるかも知れませんが

勉強も兼ねて取り上げました。

今回のCharさんも同様です。


日本一のギタリストという称号を手にされています。


しかし僕はもともとオルタナティブ・ロックから始まっていたので

ロックンロールやハードロックなど

ほとんど通らず

ギターソロ?駄目駄目

という感じでした。


しかしながら最近ようやくブルーズギターのちょっとだけ入り口に入って

どういうものなんだろうかと。

ブルーズギターを学びたいのなら避けては通れない人だと思っています。


けれど不思議なのがその在り様です。


その甘いマスクでアイドル路線の頃もあったようですが

現在はアーティストというより

職人のようにステージを繰り広げている。

新たなファンを獲得し

存在感の大きさはギターが上手いというだけでは説明が付きません。


おそらくものすごく自己プロデュースが長けた人なんではないでしょうか。


闘牛士は阿久悠さん作詞で

ステージに立つCharさんをそのまま詞に込めたのではないでしょうか。

コードは7thコードを多用したお洒落な曲調。


今回Charさんを取り上げました。

まだその存在がぼやけていて謎です。