2022年10月1日土曜日

一日一曲「ムーンライト伝説 / DALI」

今日は美少女戦士セーラームーンの

主題歌、ムーンライト伝説。


ムーンライト伝説 / DALI YouTubeより


なにかと

パクリだなんだでいわくつきの本曲。


1992年発表で

当時メディアミックスが始まったばかりで

その一つだった

セーラームーン。

企画は大ヒットして

ここくらいから女の人の時代が始まった気がします。


昭和歌謡を取り入れたのも画期的で

アニメソングと言えば情念

というのも定番になりました。


男の子のヒーローは実写で

女の子の憧れは

アニメーションというのも

単に時代だけの所為ではないような気がします。


すごくコードの数が少なくて

4つのコードで回せます。


曲というのは

コードが少ない方が

強いインパクトを残せるし

思い出しやすいのではないでしょうか。


歌っても

聴いても

少し照れくさいですが

ウケたらいいなぁ。


美少女戦士セーラームーンの主題歌、

ムーンライト伝説でした。



2022年9月29日木曜日

一日一曲「LOVE LOVE SHOW / THE YELLOW MONKEY」

今日はTHE YELLOW MONKEYの

LOVE LOVE SHOW。


LOVE LOVE SHOW / THE YELLOW MONKEY YouTubeより


1988年に結成した彼らは

90年代の日本のバンドを代表する

存在になりました。


賛否が多く

それはそれだけ語るに値することを意味します。


コンセプトを大事にするバンドで

それが却って

楽曲のインパクトを消している節があるような気がしてなりません。


ですがその演奏力、パフォーマンスが

圧倒的な存在として導いています。


彼らは俗に言う

ユーチューバーなることを一切しません。

曲の中では砕けますが

タレント活動のようなこともしません。


世の中にはスターというものがあって

それが正解というわけではないのですが

そういう存在が必要です。


僕はアルバムをちゃんと聴いたことがないし

彼らの音楽もほとんど聴きません。


しかし、そういうアティチュードは褒め称えるべきではないでしょうか。


LOVE LOVE SHOWは歌詞の所為で

コミックソングの印象を

受けますが

とてもよく出来ていて

メロディも豊か

コードも吟味されています。

アコ-スティックギター一本でもすごく魅力的に演奏できます。


ぼくがユーチューバー的なアプローチを敬遠しているのも

彼らの影響かもしれません。


THE YELLOW MONKEYのLOVE LOVE SHOWでした。



一日一曲「スターフルーツサーフライダー / コーネリアス」

今日はコーネリアスさんの

スターフルーツサーフライダー。


STAR FRUITS SURF RIDER / Cornelius YouTubeより


ドラムンベースという今の若い人たちには

馴染みのない音楽的技法に

日本語詞を乗せる

当時画期的だった本曲。


リズムや構成などに特化した人で

メロディや歌詞に関してはどっちかって言うとスルーな人です。


けれど数々のトライヤルがJ-ポップの礎になりました。


例の障碍者いじめの件が有名ですが

正直な感想を言うと


そんなん言われなあかんのやー


でした。

20代そこそこの発言を取り沙汰され

さも自分には身の覚えのないように非難する。

間違いなくそれは暴力です。


擁護するつもりはないですけど。


ただこの曲のPVもまだ上げていないところを見ると

後手後手に回っているのは事実。


品行方正な態度が裏目に出ているのかも知れませんね。


コードは2個しかないのだけれど

こういう曲を

アコースティックギター一本で

魅力的に弾けたらいいですよね。


僕が初めてデモテープを作ったのを

先輩ミュージシャンに

聴いてもらった時に


いい意味でコーネリアスみたい


と言われた時

嬉しかったのを憶えています。


この世代(一応ぼくもそうですが)の人たちも今曲がり角に来ているのかも。


コーネリアスさんでスターフルーツサーフライダー。でした。



2022年9月28日水曜日

一日一曲「ファイトフォーユアライト / ビースティボーイズ」

今日はヒップホップに

全面的に挑戦!

彼らがヒップホップなのかどうか異論はあると思いますが

ビースティボーイズで

ファイトフォーユアライト。


(You Gotta)Fight For Your Right(To Party)  YouTubeより


このタイトルがごちゃごちゃして

覚えづらいタイトルの所為で

日本人はみんな脱落していきます。

従来のキャッチ―さと

無縁であるところもヒップホップ所以なのでしょう。


パワーコード(コードの5弦と6弦だけを弾く技法)で構成された

バックサウンドに語りを叫び気味に

乗せるヒップホップの定番を作った本曲。


面白いのがU2のヨシュア・ツリーと同時期に

発表されたんですよね。


かたやいぶし銀のモノトーンのバンドサウンド。

そして彼らはラジカセをバックに叫びまくりました。


全てが正論の今の日本に

必要なのは

アイロニーなしの心のこもった思いやりではなく

大真面目にふざける

そんな態度です。


ビースティボーイズのファイトフォーユアライトでした。



2022年9月27日火曜日

一日一曲「愛の奇跡 / ヒデとロザンナ」

僕の名前

田口英のヒデは

このヒデとロザンナから来ています。

母親が大ファンで名付けたそう。

音楽友達に生まれる前から

音楽活動が始まっていたんですねと言われ

なるほどと同時に素敵なことを言うなぁと。

愛の奇跡は




もう幼い頃から刷り込まれるように聴かされていて

覚えてしまいました。

路上ライブでは

以前から歌っていて

やはり年配の女性に受けがいい。


ロザンナさんはイタリアの方で

なるほど曲もヨーロッパな感じ。

後に二人は結婚しますが

ヒデは1990年に47の歳で逝去。


それでも夫はヒデだけという

ロザンナさんの真実一路な生き方が

みんなに愛される理由なのかなぁ。


女性という生き物がまだ全然分からなく

どう結ばれたら幸せなのでしょうか。


コード使いが洗練されていて

じっくり時間をかけて作られたような気がします。


この一日一曲も

もうすぐ5か月が経ち

こういう曲でも割かし早く対応して

弾けるようになったのでうれしいです。


ヒデとロザンナの愛の奇跡でした。


2022年9月26日月曜日

一日一曲「セラピー? / ストーリーズ」

今日はちょっと

趣向が違いまして

セラピー?というバンドで曲はストーリーズ。


Stories / Therapy? YouTubeより


恐らく日本の方は誰も知らないかも知れません。

1989年に結成されたアイルランドのバンドで

紛らわしいのがブリットポップと

時期が重なっている為

そういう目(どういう目だ)で見てしまった。


チャーチ・オブ・ノイズという曲が一番有名だと思うのですが

Church Of Noise / Therapy? YouTubeより

すごくポップでいい曲だけど

正直売れないだろうなーと

1998年当時冷めた目で見つめていました。


しかし最近気になったので

YouTubeで検索したら

あまりのすごさにあちゃーでした。

ぼくもまだ10代だったんです。仕方がない。


兎に角スティングが認めるほどドラムが凄まじい。

そしてソングライティングもすごくいい。

ぼくにとってちょっとこれは開眼です。


僕がヨーロッパを見捨てた20年間もずっと

活動を続けていて

もう敬服してしまいました。


あまりにもマイナーな為

ちゃんとした和訳を見つけることができませんでしたが

もういい詩しかない

と決めつけてしまえるほど

演奏力、発想力が素晴らしい。


ストーリーズは

マイナーコードを基調とした

アイルランド人らしいメロディアスな旋律。

そしていきなり関係ないギターリフ。

これが堪らない。


多分かっこいいことに拒否反応を

起こしているフロントマン。

只物ではありません。


今、日本で歌っても誰も知らないだろうから

暫くは様子見です。


そんな感じで

今回は懺悔の意味合いも含めて

セラピー?のストーリーズを紹介しました。


滅茶苦茶恰好いいけど

これは売れないぞ。



2022年9月25日日曜日

一日一曲「ネバーエンディング・ストーリー / リマール」

今日の一日一曲は

メロディがとても幻想的な曲、

ネバーエンディング・ストーリー.。


The Neverending Story / Limahl YouTubeより


同名の映画の主題歌で

ジョルジオ・モルダーさん作曲。

タイトル同様

ゆっくり現れゆっくり消えていく。


想像力豊かで

言うなればファンタジー。


リアリズムが重要視されがちですが

こういう曲はもっと

あってもいいのかなと思います。


ヨーロッパ圏でヒット。

日本でも映画が公開され馴染み深い。


七尾旅人さんのこの曲も

コーナー / 七尾旅人 YouTubeより

ここから来てると思います。


所謂普通のコードしか使っていないのですが

Aメロからサビに移る際

テンションが下がる感じが見事で

循環コード(3つ4つのコードを繰り返す手法)では

表せません。


この曲にしか出せない雰囲気があって

映画を見たことがない

今の子たちにも分かるんじゃないかなぁ。


リマールのネバーエンディング・ストーリー。でした。