2026年5月14日木曜日

一日一曲「ヴァイオレンス・オブ・サマー / デュラン・デュラン」

デュラン・デュランは

前回のオーディナリー・ワールド

続き2週目で

今回はヴァイオレンス・オブ・サマー

この曲を初めて聴いたのは

1995年くらいで高校生だったと思う。

洋楽に

精通し出した頃で

遡って聴くようになった。

もともとテクノな音のYMOが大好きで

ブルーズギターを

全面に出したバンドサウンドには触手が動かなかった。

その中で聴いた

デュラン・デュランの音楽は

言うなればどストライクだった。

演奏すると言うよりも

創造的で

ギターもシンセサイザーのように使い

ピンポイントで鳴らす

センスを研究したこともあります。

リアルサウンドでは

なくメッセージにも

普遍性がなかったので

徐々に離れていくことに

なったのですが

日本では緑黄色社会が

とても近い存在だと思います。

この曲と収録されたアルバム、リバティは

ヒットしませんでしたが

このアルバムでの方法論は

次のザ・ウェディング・アルバムで

見事に結実し大ヒットしました。

当時、テクノ・サウンドが

台頭し出した頃で

バンドも会社も売り出し方が分からなかったのでは

ないでしょうか。

邦題も"夏のヴァイオレンス"で

そりゃ売れんわな。

この曲の

少し外したシンセメロディー、

力強いキックドラム、

第2期黄金時代を支えた

ウォーレン・ククレロの控え目だけど

完璧なギター。

そして洗練されている

サイモン・ル・ボンの声。

灰色の高校生活を

送っていた僕は

その世界を大いに夢見ました。

でも音の引き算というのは

ここで学んだし

僕の音作りの

礎にもなりました。

当時は

曲作りの構成など全く

分かっていなかったけど

こういう曲を作って

天下を取るんだと渦巻いていた

ヴァイオレンス・オブ・サマー。

デュラン・デュランでした。