2023年2月11日土曜日

一日一曲「パースペクティブ / YMO」

YMOは

とりあげなきゃなぁ

と思いながら

やっぱり

基本的に

インストバンドなので

シングルでは

君に、胸キュン

くらいで

あまりカバーという

観点では乗り気になれませんでした。


けれどYMOで

一番優れている

歌を取り上げろと言われたなら

迷わずパースペクティブ

上げます。


僕は坂本龍一さんは天才だと

思っていたのですが

高橋幸宏さんが生前

天才は細野さんで

坂本君は鬼才

僕は普通の人と語っていて

そうか、なるほどと思いました。


パースペクティブとは

遠近法や

将来を見通すの意で

淡々と

人生が駄目になっていく

様を描いています。


サビのコード進行が

めちゃくちゃかっこよくて

ちょっとこれはマスターしたいです。


幸宏さんが亡くなって

本当にひとつの時代が

終わったなと感じます。


僕もようやく

この時代の人たちの

実相が

朧げながら

見えてきたところです。


時にはとんでもないことをしないといけない。



彼等YMOはやりました。


僕らはどうしましょう。



YMOのパースペクティブでした。



一日一曲「ティーンエイジ・エモーション 〜 ロンドン・ゲーム / 暴威」

昨日、

一日一曲をお休みして

ミュージックビデオの

宣伝をしましたが

やっぱり気持ち悪くなって

今日は

2本投稿します。


まず最初は

ボウイ。

ヴィジュアル系の

使徒のような

イメージの彼等ですが

もともとは

語弊があるかもだけど

下品なバンドだった。

僕はその頃の

粗削りで

楽曲を煮詰めない

即効性のある感じが

大好きで特に

好きなのが

ロンドンゲーム。

ティーンエイジ・エモーション 〜 ロンドン・ゲーム


ほんとに中学生が冗談で書いたような

軽快な詩が最高で

氷室京介さんの歌い方もユニーク。


日本では

バンドとなると

イコールヤンキー文化で、

でもヤンキー文化が

どこから発祥したかは

存じ上げず

ただその軽さが面白い。


途中で路線を変更しましたが

曲を煮詰めないという点では

一緒で

その走り書きのサウンドが

ダイレクトさを生みます。


布袋寅泰さんによる

変拍子、トリックリズム

の作曲構成が素晴らしく

それに

氷室さんの

艷っぽいメロディーが乗ると

少年少女は痺れました。


あまりにも模倣され過ぎて

手垢が付いた

感がある

彼等ですが

ロンドン・ゲーム。

面白い曲です。

ボウイ。でした。



2023年2月10日金曜日

Music Video "Freedom"

みなさん、こんにちは。

田口英です。


今日は一日一曲をお休みしまして

お届けしたいと思います。


ご存知の方もおられると思いますが

今ミュージックビデオキャンペーンを

やっていまして

今日は自由の身という曲の

ビデオをアップロードしました。


自由の身 - 田口英 , Freedom - Hide Taguchi


ちょっとすごい出来で

僕も興奮しています。


2枚目のオリジナルアルバム

"秋刀魚"(サンマ)

からの曲で

良かったら観てください。

もし気に入ってくれたなら

いいね、と

チャンネル登録もよろしくお願い致します。


今日は祝勝会で

山にゴンドラで登って

美味しいものを食べました。


たまにはいいですよね。

ではでは。



2023年2月9日木曜日

一日一曲「拝啓、ジョンレノン / 真心ブラザーズ」

今日は

真心ブラザーズ。

曲は拝啓、ジョンレノン


僕らの世代は

真心ブラザーズと言えば

ニュース番組

ニュースステーションの

スポーツコーナーで

使われていた

どか~んですよね!


このYO-KINGさんの

声を聴くと

安心してしまいます。


昨日取り上げたフライング・キッズ

同様

彼らもテレビ番組の人気コーナーから

現れた人たち。


多彩な音楽性故

イメージがないけど

フォーク出身なんですよね。


けれど面白いのは

その批評性。


音楽とは音を楽しむ

という人もいますが

それだけでしょうか?


ただただ歴史を

なぞるだけの

音楽がヒットチャートを

賑わせていますが

楽しむだけが音楽でしょうか?


音楽には人生

教訓、教養

があるはずです。


面倒くさいから誰も

やりたがりませんが

誰かがやらないといけません。


真心ブラザーズの拝啓、ジョンレノンは

まさしくそういう曲で

時にはだれかにとって

都合の悪いことも言うべきです。


ビデオも面白くて

映画のように作られていて

僕もビデオを作るのは大好きなので

親近感を抱いてしまいます。


コードは

ほぼほぼ

メジャーとマイナーだけの

ストロングスタイル。


ヴォーカルも素人臭さを演出

していますが

高い技術に裏打ちされていると思います。


僕もロジカル・テクノなんて

いうジャンルを

ぶち上げましたが

もちろんもともとあったものなんです。


音楽には論理が大事。

ということで

今日は真心ブラザーズ。

曲は拝啓、ジョンレノン。でした。



2023年2月8日水曜日

一日一曲「幸せであるように / フライング・キッズ」

今日は久しぶりの

勉強回。

ファンク・バンドの

フライング・キッズ。

曲は

幸せであるように


先日スガシカオさんを

取り上げましたが

その彼が

最も影響を受けたとして

彼らを挙げています。


僕も名前と

曲は知っていましたが

商業的なインパクトがなく

当時は

チャゲ&アスカや

ビーズを

聴いていたので

中学生のぼくには

いまいちピンと来ませんでした。


けれど田島貴男さんも

影響を受けた

サウンドは

今では慣れ親しんだ感がありますが

最初にやった方たちなんですね。


ファッションも

相当早かった。


ただイカ天出身という

出自が

素人ノリ

みたいな印象を

どうしても抱いてしまって

申し訳ないのですが

気の毒と思ってしまいます。


幸せであるように

肯定感が

素晴らしく

この曲もかなり

早かった。


ギターソロの

乾いた音も

泣かせます。


僕はファンクという

サウンドを

ほとんど通って来なくて

彼らの魅力がまだあまり

分からないのですが

ミュージシャンから愛される

ミュージシャンのようで

ちょっと

恥ずかしいことかも知れません。


循環コードで

4つのコードを

延々繰り返す手法で 

語り口調の歌は

今では定番ですよね。


早すぎる登場というには

失礼な

まだこれから

真価が問われる

太い幹。


そんな予感を感じさせる

フライング・キッズ。

曲は幸せであるように。

でした。



2023年2月7日火曜日

一日一曲「君をのせて / 井上あずみ」

今日は

変化球がほしいなと

思って

アニメから探して一曲。


映画

天空の城ラピュタの

主題歌

君をのせて


子供の頃に

観たこの映画。

その壮大さに

ショックを受けました。


躍動感があって

ハラハラドキドキの

謎解きがあって

古代の歴史があって

少年と少女の

淡いときめきがあって

人類の背徳があって。


スタジオジブリの傑作であり

宮崎駿さんの代表作。


今でこそジブリは

ドル箱のようなイメージがありますが

公開当時は苦戦していたと

聞いたことがあります。


やっぱり

お客さんというのは

ちょっとずつちょっとずつ

積み上げていくものだと思います。


最初は

相手にされなくても

続ければ

認知されていく。

それでご飯が食べれるように

なったら

最高ですよね。


僕もやっと

継続することが大事

だと気づいて

今はそこを意識しています。

いつか報われると思いながら。。


宮崎駿さんによる

詩が素晴らしく


父さんの残した熱い想い

母さんがくれたあのまなざし


なんて

物語あっての

書ける詩だと思います。


劇の最後に流れる

ドラマチックさは

見事です。


久石譲さんによるメロディーも

荘厳で

美しい。


けれど

アニメの主題歌という

時点でB級な印象を

受けるのは

アニメの宿命なのでしょうか。


やはり子供の物という

イメージは払拭できません。


それがメインストリームに

なっている現状には

居心地の悪さを感じてしまいます。


と、

ちょっとアニメを揶揄する

形になってしまいましたが

僭越ながらアニメにも

普遍性というものが

あるのではという

問いかけです。


でも

また観たいな。

天空の城ラピュタ

から

君をのせて。

でした。



2023年2月6日月曜日

一日一曲「黄金の月 / スガシカオ」

スガさんは

2周目で

前回は午後のパレードを

取り上げましたが

今回は黄金の月


実は一度

楽譜に起こしたことがあるのですが

コードが難しく

お蔵入りになっていました。


ところが

最近

ギターを

半音下げチューニング

して遊んでいたところ

簡単に弾けることが判明。

それで

今回取り上げることにしました。


黄金の月は

大好きで

スガさんと言えば

もうこれしかない

と思う程。


この曲のピュアネスは

色褪せることがなく

その悲しみは

胸が痛みます。


団塊ジュニア

にとっては

その喪失感が

あまりにもリアルで

僕らの世代には

特別な曲なんじゃないかな。


メロディーも豊かで

歌っていて

気持ちいい。


黄金の月が発売された

1997年は

洋楽がとても元気で

景気が良かった。

その頃

その動きに触発された

海外の流れで

出てきた日本の

ミュージシャンも多く

スガさんも

その一人だった。

日本のリスナーが

変わったんですね。


この動画では

モーリスのギターを使っていて

個人的に嬉しい。


僕もいつか

こんなオーケストラの中

弾き語ってみたいな。


スガシカオさんの

黄金の月でした。



2023年2月5日日曜日

一日一曲「エ二ウエア・イズ / エンヤ」

僕の

音楽的ルーツとして

外せないのが

アイルランドであり

ケルト音楽です。


エンヤの

エ二ウエア・イズ

聴いた時は

速攻でCD屋さんに

アルバムを買いに行った覚えがあります。


日本でも大ヒットしたけど

それだけすっと入ってきました。


メロディもそうだけど

超越する

陰影というか

魂みたいなものに

共鳴するのかも知れません。


このケルト音楽という

言葉自体は

90年代に入ってから出来た

言葉で

メディアなどで紹介するのに

便利な

所謂

「業界の都合」

ってやつですね。


その言葉の指す

アイルランド民族音楽は

00年代になってから

新しいスタンダードになった気がします。


もし私たちがここに留まるなら

一緒には居られない


と歌うここではないどこかを

追い求める理想。

そんな猛々しさに共鳴してしまうのかも知れません。


コード表を

探して見つけたのですが

どうもしっくり来ず

それほど難しいコードでは

なかったので

自分でギターを触りながら

探そうと思います。


アイルランドの歌手は

顏の整った人が多く

それも人気の秘訣かなと思いながらの

エンヤのエ二ウエア・イズ。でした。