2023年1月21日土曜日

一日一曲「えりあし / aiko」

今日は

以前から歌わせて頂いている

aiko(アイコ)さんのえりあし


1998年デビューで

カブトムシや花火

など

たくさんのヒット曲を

発表しました。


僕はえりあしが

特に好きで

この曲の持つ

少し自分に酔える

センチメンタルが

堪らない。


詩も参考にしていて


~してごめんね


のところは

僕の曲でも拝借させて頂いています。


イントロのコード進行で

一発でこの曲だと分かる。


詩にリズムの

抑揚をつけるのが

とても上手く

テクノやヒップ・ホップを

通過した

小刻みな歌が

すごいなぁと感嘆してしまいます。


路上ライブで

女性をターゲットにする時は

かなりのアベレージで歌わせて頂いています。


aikoさんのえりあし。でした。




2023年1月20日金曜日

一日一曲「メイジーズ・アヴェニュー / メタファイブ」

今日の一日一曲は

先日取り上げた

高橋幸宏さんの生前最後のバンド

メタファイブ。

曲はメイジーズ・アヴェニュー


2014年に

高橋幸宏さんを

中心に

音楽界の重鎮達が集まって

結成されたバンドは

YMOのコンセプトを

そのまま10年代に蘇らせた

サウンドで

話題になりました。


この頃僕も

再起を懸けて

音楽活動を開始していて

何かと思い入れがあります。


幸宏さんは亡くなりましたが

バンドは

まだ有効だと思うので

是非また形にしてもらいたいのが

音楽ファンとしての本音。


メイジーズ・アヴェニューは

ヴォーカルの

今井レオさん作詞作曲で

和訳は分かりませんが

壮大な曲で

日本の音楽で

久しぶりに

センチメンタルを感じました。


僕も触発されて

詩を書き

曲にしました。


父親が不在な今

残された

ミュージシャンの

真価が問われているのかも

と思いながらの

メタファイブの

メイジーズ・アヴェニュー。でした。




2023年1月19日木曜日

一日一曲「Dear Sister / 作人」

今日は同郷の

作人(さくと)さん。

曲はディア・シスター


作人さんは一度

お世話になったことがあり

一緒にミニライブ

をさせて頂いて

その時に

音楽だけで暮らす

難しさなどの

豆知識を頂きました。

今でも参考にしているところが

あるのですが

それは企業秘密ということで。。


お互いに阪神大震災を

もろに経験していたり

神戸の三ノ宮を

中心に路上ライブをしたり。


もちろん僕の方が後進で

いろいろ勉強させてもらっています。


僕は彼のシネマという

曲が大好きで

曲もいいのですが

この動画の

三ノ宮の路上での映像が

もう堪らなくて


おれもここから始めたんだよなぁ


と胸が苦しくなります。


今回一日一曲に選んだのは

前述通りディア・シスターで

彼の生い立ちから綴られる

詩はその疲れた声と

共に大きな説得力を生み出します。


靴擦れ(くつずれ)で大事な試合

足を引きずったあの日でも

何もかもが生きていてこそだと


と訴える

今の世の中に足らないこと。


僕も神戸について

曲を書いたけれど


震災から25年

物事を整理するには

それ位の時間を要するのかも知れません。


大先輩で何かと

恐縮してしまいますが

またご一緒出来たらなと

思いながらの

作人さんで

ディア・シスター。でした。






2023年1月18日水曜日

一日一曲「Pretender / Official髭男dism」

今日は

ずっと以前から歌わせて

頂いている

Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)

プリテンダー


本人達も公言している通り

ポップ・エッセンスが

たくさん散りばめられた

すごく良く出来た曲。


僕が路上ライブを

始めるのに

最初の戦力になった曲で

今でもメロディーを

変えたりして

楽しませてもらっています。


僕らインディーミュージシャンは

時々の

流行のミュージシャンを

取り上げるのが苦手で

僕も御多分に漏れずなのですが

僕の場合、

路上でウケなきゃいけないわけで


そんなところでプライドを

出しているところじゃない


というのが路上ミュージシャンとしての

プライドになっています。


ストリーミングが

1億回を越える再生回数なのに対し

収録されたCDシングルは

年間162位という地味な数字は

今の時代の

大ヒットという在り方の

一つの提示でしょう。


ここは僕も現役ミュージシャンとして

日々考えるところです。


イントロのギターリフが

素晴らしく

アコースティックギターで

完全にコピーして

いつも歌い始めます。


スーッと

始まることができて

歌もメロディアスで

レパートリーの安牌として

重宝しています。


もしかしたら

いい曲であるとか

ヒットしたというよりも

もっと意味のある曲なのかも

知れません。


コードもよく練られているけど

やっぱり

リズム。

新世代の方たちは

メロディに

リズムの抑揚を

つけるのが

すごくナチュラルで

感嘆してしまいます。


僕も遅ればせながら

勉強させてもらっています。


私生活も安定している彼ら。

その音楽的野心に注目な

Official髭男dismの

プリテンダー。でした。




2023年1月17日火曜日

一日一曲「チェリー / スピッツ」

ご存知の方も

いらっしゃるかも知れませんが

今日は今朝から

腰をやってしまったので

クオリティーを期待しないで下さい。。

いつも低いけと。。


今日は

スピッツ。

曲はチェリー


スピッツは

僕の世代なのですが

彼らがヒットチャートに

現れ出した

1995年辺りには

僕も音楽の道を志していたので

斜に構えたところがありました。


初恋のまいこちゃんの

贔屓のバンドで

かわいいからいいらしいです。


当時

雑誌で

日本の最初の

オルタナティブ。

という紹介で

僕は

その頃まだあまり意味がわかってなかったけど

なんとなく納得していました。


社会的メッセージを

打ち出さない

代表みたいな人たちで

新しかった。


けれど

まだ一曲も書いていなかった

僕は社会性を打ち出すんだ

と燃えていたので

ちょっと目の上のたんこぶ

だったのかも。


けれど確かな

演奏力、

アイデンティティーを

備え合わせていて

作る楽曲のクオリティーが

半端じゃない。


このチェリーも


愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ



とはよく言ったもんです。

感服です。


お洒落な曲ですが

ほぼほぼメジャーとマイナーの

コードしか使っておらず

これは作詞作曲の

草野正宗さんが

伝統的な

優れたソングライターであることを

意味します。



音もすごくいいし

一度ライブを見て

勉強したいなぁと

思いながらの

スピッツ。曲はチェリー。でした。






2023年1月16日月曜日

一日一曲「元気ならうれしいね / 高橋幸宏」

今日は先日逝去された

高橋幸宏さん。

曲は元気ならうれしいね


幸宏さんを

知ったのは

もちろんYMOで

僕の中学生の頃のアイドルでした。


でも特に誰が好きとかはなく

純粋に音楽が好きだった。


その頃から

頭の中で作曲するようになり

目指していたのは

ファイアークラッカー

という曲だった。


語弊があるかも知れないけど

僕の英雄で

一番最初に旅立った。


僕もそういう年になったんだなぁと。


いつも涼しい顔をして

ものすごい難しいドラムを

叩く顔がもう見れないのは

残念だけど

仕様がない。


元気ならうれしいね

クノールのコマーシャルの

動画を選びました。

僕ら世代には懐かしいと思います。


多分めちゃくちゃ優しい人で

大人だと思う。


本当にお疲れさまでした。

そしてありがとうございました。


田口英



2023年1月15日日曜日

一日一曲「インスタントミュージック / ザ・ピロウズ」

ザ・ピロウズは

1989年に結成された

ギリギリ80年代のバンドで

激動の90年代を駆け抜け

今でも堂々と

現役で活動するバンド。


僕が初めて手にしたのは

確かランナーズ・ハイ

というアルバムで

その音の重さに

痺れました。


山中さわおさん

作詞作曲の

インスタントミュージック

基本的に4つと

最小限のコードで成り立っているのに

聴く者の

耳を釘付けにするのは

メロディが

優れている証拠。


イントロはイギリスのアンニュイな

雰囲気を取り入れ

要所要所で

アメリカのノイジーさも

取り入れる

贅沢な構成。


楽曲の

現状の音楽に対する

斜めから否定する

アティチュードは

今尚鮮烈。


山中さわおさんは

音楽雑誌で

写真を見かけた時

同級生の津田(つだ)に

似ていたことから

この人は信用できる!

思い立ちました。


津田もクラスの中で

あまり居場所のない

男で

よく下らないことで

ゲラゲラ笑いあっていたのを

思い出します。


ザ・ピロウズの

インスタントミュージック。

でした。