2023年2月25日土曜日

一日一曲「エブリィ・リトル・ステップ / ボビー・ブラウン」

ボビー・ブラウンが

脚光を浴びた

1980年代後半

僕は小学生で

父が連れて行ってくれた

ドライブの車中

車の中流れていたのは

兄が録音した

アメリカのラジオの

ベスト100でした。


今思えば

よくそんな

のを録音してたなぁと思います。

兄も音楽オタクだったんですね。

僕が音楽に傾倒するのは

必然だったのかも知れません。


そこで

流れてた印象は

打ち込みの軽快な

ドラム。

シンセサイザーの刺激音。

イコライザーがかかりまくった

人工的な声。


正にボビー・ブラウンの音楽。


金持ちで

時間もあって

チヤホヤされて

何故か女の子にもモテていた。


そんな頃のBGMだったので

もうハッピーでした。


僕はこの頃に戻りたく

今でもそんなあらぬ幻を

追いかけています。


ボビーの

エブリィ・リトル・ステップ

ビデオが面白く

お金の掛け方が上手いなぁと感嘆してしまいます。


発砲スチロールか何かで

作った巨大な文字のオブジェの

前でボビーを含めた

ダンサーが踊っているだけ。

ダンサーも無名の知り合いだろうから

ギャラは知れているだろうし

文字のオブジェも

多少はお金が掛かっているかも知れませんが

それの何百倍リターンがあっただろうから

エビで鯛を釣ったでしょう。


ぼくも曲がりなりにも

音楽活動をしていて

エキサイトする時は

そういうアイデアを練ったり

浮かんだりする時。


そんなアイデアを

出し続けることが

成功の道なんじゃないかなと

未熟ながら思います。


かつて自分とは無縁だと思っていた

華やかな

世界も

規模は違うけど

実現出来ていると思うと

妙な気分です。


ベイビー・フェイスが

プロデュースした

コードも洒落てるし

自分の物にしたいです。


僕が音楽を続けているのは

あの頃の

幸せな記憶を

辿っているだけじゃないのか

と思う

ボビー・ブラウンの

エブリィ・リトル・ステップでした。




2023年2月23日木曜日

一日一曲「少女B / ヒダリ」

今日は同郷も同郷

神戸は三ノ宮の

大先輩

ヒダリ。

曲は少女B


僕は今

毎週火曜日

信濃大町の大町駅前広場公園で

13:00から15:00まで

路上ライブを行っているのですが

その路上ライブを

15年くらい前に

やってみよーかなー

と芽生えさせたのが

このヒダリ。


ぼくがまだブルジョアジーという名前で

三ノ宮を中心に弾き語っていた頃で

もうその頃

ヒダリは三ノ宮のスターでした。


目茶苦茶恰好良かったし憧れました。


ヒダリの太田ヒロシさんとは

2回面識があって(彼は覚えてないと思うけど。。)

僕としてはもうバチバチでした。


路上ライブでの

所作も盗みました。


紆余曲折あって

今はヒダリは太田さん一人みたいだけど

相変わらず格好いい。


クールという言葉がとてもよく似合う

人だと思います。


少女Bは

ジェンダラスな世界の

先駆けだったし

等身大の

女の人を

描くのに成功した

稀有なポップス。


残念ながら

ネットに歌詞もコードも掲載していませんでしたが

聴く限り

よく練られていて

すごくいいコード使い。


一人で活動されるようになってから

ますます円熟された感があります。


21世紀に入ってから

ぼくら三ノ宮ミュージシャンに置いて

ヒダリの恩恵を

受けていない者等

おらず

いたとしたらそいつはモグリです。


ヒダリの

少女B。でした。




一日一曲「M / 浜崎あゆみ」

今日の一日一曲は

浜崎あゆみさん。


浜崎さんは

1999年にデビューアルバムを

発表されましたが

90年代と言うより

00年代のアーティストだと思います。


00年代は

女性が今まで以上に脚光を

浴びた10年で

それは何だったかと言うと

音楽産業を自らプロデュースしていたことだと

思います。


それは音楽の歴史上初めての

事であり、

今の流れに大きく貢献しています。


浜崎さんも

元々モデルやタレントとして

下積みを大いに積み重ねた

後のアーティスト活動。


自身の活動における全てを

チェックし

作詞も全て手掛け

時には作曲も行う

努力を惜しまない方だと思います。


商業的にも大きなインパクトを

残し、

社会現象にもなりました。


実は僕と同い年で

彼女は中学生の頃から

芸能活動に勇みました。

やっぱりその頃からの6年間が

大きいのでしょうね。

僕はその頃チャゲアンドアスカや

B'zを聴いて犬の散歩をしていました。。


ユーロビートに

日本語詞を載せることに

成功した楽曲

M

転調に次ぐ転調で

エレキギターのソロがありと

歌謡曲のヒットする

要因を全て

込めた勝負作。


けれどコードは

基本的に

メジャーとマイナーだけで

ご自身が作詞作曲。


恐らくギターで作曲されたんじゃないかな。


タイトルである

マリアは

何を意味するかは謎ですが


彼女の名前を聞くと

昔、レストランで働いていた

上司が

ゾッコンだった事を

いつも思い出します。

セクシーな方ですよね。


浜崎あゆみさんで

M。

でした。



2023年2月22日水曜日

一日一曲「アイ・オールウェイズ・ワナ・ダイ(サムタイムズ) / The 1975」

今日は

3週目の

マンチェスターの雄

The 1975(ザ・ナインティ―ン・セブンティーファイブ)。

曲は

アイ・オールウェイズ・ワナ・ダイ(サムタイムズ)


この曲が収録されたアルバム、

ネット上の人間関係についての簡単な調査

近年稀に見る力作でした。


バンドのキャリア上

外せない作品だったであろうし

色んな必要性に駆られたのでしょう。


兎に角音がよくて

僕は買い物の岐路でいつも聴いています。


常に死にたい。時々。


というタイトルが

時代を捉えたし

彼らが頂点に上り詰めるのにも一役

買ったでしょう。


ひとつの方向性も提示したし

日本ではYOASOBI等の

エピゴーネンも生み出しました。


今、最も成功している

新世代のグループで

沢山の期待に応えないといけないし

面倒を見ないといけない

人も多いでしょう。


今回、何かと世間を

騒がせていますが

お疲れ様という感じです。

やっぱり人気者は大変ですね。


この曲が

リリースされた

2017年、

僕は憧れの白馬村に移住したばっかりで

ずっと興奮していました。

そんな中

届けられたアルバムは最高だったし

スポティファイという

ストリーミングサービスが

身近に感じられる

契機となりました。


アイ・オールウェイズ・ワナ・ダイ(サムタイムズ)は

同年発表された

U2の

ラブ・イズ・ビガー・ザン・エニシング・イン・イッツ・ウェイ

聴いてそのまま完コピ

したような

作品ですが

僕は大いに満足しました。


今はもう超高齢化社会で

若い人たちの

負担は増えるばかり。


コードは

7thやadd9を

多用した

曲作りとしては

楽チンな曲。


アルバムの最後の曲だし

安牌として持って来たのでしょう。


詩は

死に対して距離を置く

ことがテーマになっていて

それ自体は秀逸

なのですが

実際に描かれたラインは

ありふれたラブソングと

変わらない程凡庸です。

気分だけで作ったのでしょう。


同作収録のビー・マイ・ミステイク、

シンセリティ―・イズ・スケアリーに

比べたら

霞む作品ですが

ここから

キング・ヌーも

髭ダンも

生まれたのだから

日本人としては

鑑みないといけません。


アルバム最後の曲は

僕も気を遣うし

次回作でも

悩んでいます。


この世には

疲れている

という言葉が

ある

人気者の

The 1975の

アイ・オールウェイズ・ワナ・ダイ(サムタイムズ)。

でした~




2023年2月21日火曜日

一日一曲「モッキンバード / トム・ウェイツ」

今日は

元祖酔いどれ詩人

トム・ウェイツ。

曲はモッキンバード


今回

和訳とコード表を

探したのですが

見つかりませんでした。


僕も

彼については

そんなに詳しくはなく

なんで知っているかというと


僕が前身バンド

ブルジョアジーの

相方がどこからか

見つけて来て

ぼくも一緒になって聴いていました。


中でもこのモッキンバード

の侘しさにウットリしました。


00年代初頭かな?

当時大学生だった相方が

なんでこんな

コアな人を探し当てれたかは

謎だけど

90年代の酔いどれ詩人

バッドリー・ドローン・ボーイの

流れで行きついたんじゃないかな。


この曲の

マネシツグミを

見つめる

温かで

また

やるせなさは

そのままウェイツ本人

に鑑みたのでしょう。


切ないけれど

皆さんにも思い当たる節が

あるのでは??


当時の相方も

そんな聴き方をしていたのでしょう。


彼もお酒が好きで

僕はお酒が苦手だったので

付き合ってあげれなくて

申し訳なかったな。


ぼくももうちょっと

安定した収入が

出来たら

お酒を飲んで

曲を書いてみようかな?笑


酔いどれ詩人のトム・ウェイツ。

曲はモッキンバード。

でした。




2023年2月20日月曜日

一日一曲「里の秋 / Unknown」

昨日、疲れて

眠ってしまって

投稿出来なかったので

本日2本目。


久しぶりに

日本の童謡を。

里の秋


もうタイトルだけで

いい曲の予感がしたら

めちゃくちゃいい曲。


童謡には

法則がある気がします。


ひとつには

母との想い出。

ひとつには

父の不在。


当然ですよね。

戦時中に作られた

曲がほとんどなんですから。


謂わば

兵に駆り出された

残された家族を鎮める為に

作られたと言っても

過言ではないでしょう。


いつの時代でもそうですが

結局受け取り方ですよね。


それを慰めと取るのか

洗脳と取るのか。


僕はいつも思うのですが


みんな良かれと思ってやっているんですよね。


勿論やってはいけないことは

多々ある。


ただその良かれとの

気持ちは

汲んであげないと寂しいですよね。


正義だ大義だ云々

以前のお話です。


第三者の話ですけど。


好きな言葉で


殴られた方は覚えてる


というのがあって。


第三者は

良かれと思って

殴られた方は覚えてる

さえ分かっていたらいいんじゃないかな

と思うんです。


あとは自然に片が付きますよ。


里の秋にも

いい曲の法則があり

まずは一つのメロディーを

繰り返すこと。

そしてコードは少ない方がいい。


余韻を残して場面を変えちゃう。


こうしたら

お手軽にいい曲が作れちゃう。


勿論安定したキーで歌えることが

前提ですけど。


歌詞もコードも探したけれど

無料では見つかりませんでした。


んー。

どうも黒い匂いがする曲ですねぇ。


まぁ、政府が作らせたのでしょう。


いいメロディーに

シンプルなコード。

あとは母さんとの想い出を歌っとけー。


慰めと取るのか洗脳と取るのか。


それを良かれと思ってやっていると思うのか

余計なお世話と思うのか。


取り方次第な

佳曲

里の秋。

でした~。



一日一曲「瀬戸の花嫁 / 小柳ルミ子」

今日は

2週目の

小柳ルミ子さん。

曲は瀬戸の花嫁


この曲は

以前から歌わせて頂いていて

安牌になっています。


もともとリクエストがあって

年輩の方に喜ばれたら

いいなぁと始めました。


けれど意外や意外

実は中学生の子たちに

ウケがいいのです。


路上ライブで演奏していたら

一生懸命聴いてくれていたのを

思い出します。


バイアスが掛かりまくっている

今の流行の音楽

に足らないものを

肌で感じ

それでも聴きたい

音楽を模索しているのかも知れませんね。

責任重大です。


けれど瀬戸の花嫁も

実は

ご当地ソングであったり

タイアップが絡んでいたりと

とても商業的な

意味合いの強い楽曲。


売れ線だからダサい、悪い

という意味では

全くないことの表れ

ですよね。


コード進行がすごく

よく出来ていて

歌謡曲の

流れを

綿々と受け継いでいる

楽曲。

山上路夫さんによる

詩もいい。


昭和ブームの昨今

こういう

曲を取り上げない手はない。


僕の楽曲

今更、見逃して

昭和歌謡を

狙った楽曲。


僕の時代が来ているのかも

知れません。


小柳ルミ子さんの

瀬戸の花嫁。

でした。