2022年7月30日土曜日

一日一曲「シェイク・イット・オフ / テイラー・スウィフト」

今日は新世代の中でも何故か気になる

テイラー・スウィフト。

曲はシェイク・イット・オフ。


Shake It Off / Taylor Swift YouTubeより


超アッパーな曲。


気にしてなんかいられない


とゴシップを始めとする

外敵を往なす。

ジョン・ライドンも往なす。


こういう曲を聴くと女の人はすごいなぁと思ってしまいます。

スネに傷が一つや二つあっても勝ち進んでいく

生き物としての生存本能を感じます。


テイラー・スウィフトの場合

多分それは自信ではなくて、

やりたいことが明確にあるからでしょう。


オトコはだめですねぇ。。


アウト・キャストのヘイ・ヤから借りてきたリズム。


Hey Ya ! / Outkast YouTubeより


"触りもの"なしの怒涛の意思表示の連続のリリック。


コードは一般的ですが一つだけ

add9というコードを入れることで

脆さを表現することに成功しています。


冒頭のいきなり始まる感じも映画的で

基礎がしっかりしている人ですね。


こういう突き抜ける人が現れるのは流石アメリカですね〜。



2022年7月28日木曜日

一日一曲「Angel Night / PSY・S」

 今日の一日一曲、

PSY・SのAngel Night。


Angel Night / PSY・S YouTubeより


このPSY・Sはとても重要なユニットだと思っています。


80年代後期に現れた男女の二人組で

ボーカルのCHAKAさんはジャズ畑のシンガー。

その技術は半端ではありません。

多分彼女がいなかったら広瀬香美もジュディ・アンド・マリーも出てこれなかったんじゃないかな。


そして相方の松浦雅也さんはマルチプレイヤーで

90年代中期に解散後、

プレイステーションのゲームの開発に貢献し

なんと音楽ゲームなるジャンルを確立。

只者ではありません。


しかもこの二人、プライベートで会ったのは

喫茶店で最初の一回こっきり!


音楽だけで繋がっている関係でいたいとのこと。


このAngel Nightはアニメ、シティ・ハンターの主題歌でしたが

かおりとりょうの関係を地で行っていたんですねぇ。


お二人とも大阪出身で

関西人の僕としてはなるほどなぁ。と感慨に耽ってしまいます。


Angel Nightは8ビートの軽快なロックンロール。

マイナー(暗い)を基調としたコードから始まり、

サビでメジャー(明るい)コードで爆発するという

王道の展開。


最初に好きになったのは声


のところでテンポ、熱量を落として聴く人を

立ち止まらせるテクニックは

お手の物といった感じです。

よし、僕も真似しよう笑


PSY・S。でした。



2022年7月27日水曜日

一日一曲「ハバ・ナギラ / Unknown」

今日はハバ・ナギラ。


BOB DYRAN / Hava Nagila YouTubeより


ヘブライ語の民謡で結婚式によく使われるそうです。


日本で有名なのは

チャラン・ポ・ランタンのお二人が

よく演奏されるからてすよね。

僕もその口です。


先日梅津和時さんのライブで梅津さんのデュオが

この曲をやられていて

これは僕もカバーをしないとなと。


ユダヤ教徒によるメッセージ・ソングで


兄弟よ 喜ぼう 幸せになろう


という賛美歌というよりは

横の繋がりを大事にした曲のようです。


フォークダンスなどでも使われ

なるほど確かに楽しい曲です。


ツッタカ、ツッタカという面白いリズムで

なんと呼ぶのでしょうか??


ここの辺りが独学で進んできた悲しさで

もっと勉強したいです。。


今回の動画はボブ・ディランがハーモニカを合いの手で演奏しているものを選びました。

もう現役だとは思えませんが

でもやはりこういう曲を余すことなく

抑えているところは

流石です。


もともとこの一日一曲が

こういう他の国の曲を取り上げたく始めたので

念願叶いました。

ハバ・ナギラでした。



2022年7月25日月曜日

一日一曲「ケアレス・ウィスパー / ワム!」

ほぼイコールのジョージ・マイケルでワム!。

曲はケアレス・ウィスパー。


Careless Whisper / Wham! YouTubeより 


僕は才能というものを全く信じていないのですが

でもこういう曲を聴くと

才能なのかなぁと恥ずかしながら思ってしまいます。


ケアレス・ウィスパーとは

軽率なささやきという意味らしく


浮気を友達に告げ口され振られた曲なんですね。


なんかその後のジョージ・マイケルを見ると

同性愛と謳っていますが

過去の女性への卑怯な裏切りの自責の念と心理的外傷の隠ぺいがしたいがためじゃないのか?と

ツッコミを入れたくなります。


それも動機といえば動機なので問題はないですけど。。


ワム!でも冴えない兄ちゃんを相方にして引き立て役にするなど典型的ないやな奴。

まぁ周りにするように言われたのでしょうが。。


しかし書く曲は素晴らしいのは事実。


そういえばソロに転向してのワン・モア・トライなど


One More Try / George Michael YouTubeより


未練の曲の歌い方は絶品でしたね。


若くして亡くなったけど純粋な人だったんでしょうね。

ワム!でした。



一日一曲「イフ・イット・メイクス・ユー・ハッピー / シュリル・クロウ」

今日はシュリル・クロウのイフ・イット・メイクス・ユー・ハッピー。


 If it makes you happy / Sheryl Crow YouTubeより


1996年発表のシングルで全米10位。

当時はオルタナティヴロック全盛でカントリー出身の彼女は

あまりインパクトがありませんでした。

僕もご多分に漏れずです。 

けれど何年も何年も経って

いいメロディだなと思い出しました。


それで幸せなら構わないけど

じゃあなんであなたは悲しいの?


という辛辣な皮肉。

ミュージックビデオで派手な格好だなぁと思ってたのですがアイロニーとしての嫌味だったのですね。


この頃からアメリカの音楽は自国の内部告発な曲が

多くなりました。

自分たちの国の幸せを疑うようになったんですね。


イスラムの911事件は

表面上は対外的なものでしたが

実は内部からの疑心暗鬼から生まれたものです。


今、日本が直面しているCOVID19や先日の安倍さんの襲撃事件も同様だと思われます。


情報こそ入ってきませんが今起こっている黒人差別に限らずそのような重い軋轢はずっと続いているのではないでしょうか。


話を戻すとこの曲はポンチョや列車、コルセットやシャンプーなど固有名詞がたくさん出てきます。

このような詞を"触り物"と表現するらしいのですが

いいかどうかは別にしてこのような詞を書けるということは

いかに基礎を学んでいることの表れだと思います。


派手なロックフェスよりもカントリーのフェスを

選ぶ嗜好は


日本で言うと先日紹介した植村花菜さんに近いような気がします。


もし向こうのそんなフェスでご一緒出來たら

嬉しくて飛び上がっちゃいそう笑


シュリル・クロウでした



2022年7月24日日曜日

一日一曲「サムデイ / ザ・ストロークス」

夢でお告げがあったので

ザ・ストロークスのサムデイ。




ザ・ストロークスは00年代初頭に登場した

アメリカのインディロックンロールバンド。

馴染みのない方が多いと思われますが

当時世紀末明けの重いサウンドばかりだった渦中に

乾いた抜けの良いバンドサウンドは新鮮でした。


特にこのサムデイはキャッチーなメロディ。

シャッフルという跳ねるリズムを基調にした

テンポは

当時エイトビートしか知らなかったぼくに

これは覚えなきゃまずいぞと

危機感を覚えさしました。


21世紀に入ったばかりでもあり

救世主的な感はありましたが

ロックンロールの神話にはもう免疫があり

冷めていたので

特に思入れはありませんでした。

しかしこういうバントが放っておいても

出てくるアメリカに層の厚さを感じます。

行ってみたい国です。