今日はライチャス・ブラザーズの
アンチェインド・メロディーを。
Unchained Melody / The Righteous Brothers YouTubeより
ライチャス・ブラザーズはビル・メドレーと
ボビー・ハットフィールドの2人ユニットで
アンチェインド・メロディーは
ライチャス・ブラザーズ名義ですが
実際はボビー・ハットフィールドのソロ歌唱。
この曲はもともと
1955年に映画の劇中歌の為に制作されて
トッド・ダンカンさんによる歌唱が最初でした。
Unchained Melody / Todd Duncan YouTubeより
刑務所の中の映画で
Unchainedは解放、鎖につながれていない状態を意味しました。
アレックス・ノースさん作曲
ハイ・ザレットさん作詞で
恋人に会えない想いを表現したそうですが
よくこんな悲痛なメロディを紡ぎ出しましたよね。
なにかやはりこの頃の方が
想いがとても分厚い気がします。
アンチェインド・メロディーがすごいのはここからで
この曲は数々のミュージシャンにカバーされ
その録音の数は500に登るという。
その度にヒットして
世界で最も稼いだ楽曲の一つになったそうです。
ライチャス・ブラザーズもそのひとつにしか過ぎないんですね。すごい。。
1978年生まれのぼくが
この曲を知っているのは
1990年に公開され大ヒットした映画ゴースト/ニューヨークの幻で
再び映画の主題歌になったから。
切ない映画で想いが伝わるころ別れの時が来るという。
なんかこの世では真実の愛とは悲劇を意味するような気がしてならないのは
漫画や映画の見すぎでしょうか?