2025年1月11日土曜日

一日一曲「ゼア・ゼア / レディオヘッド」

レディオヘッドも

確か3周目です。

レディオヘッドというか

トム・ヨークは

沢山の名曲を残しました。


ギターテクが

半端ではなく

よりも

楽曲が素晴らしく

ぼくも

彼のように

曲が書けたらと

思いながら

作っています。


レディオヘッドで

一番好きな曲を

挙げろと

言われたら

ゼア・ゼア

を推します。


レディオヘッドの音楽は

ネガティブです。

それは発明でした。

今までそんな

音楽は無かったからです。

ただネガティブであることを

歌う。

そんな中で

安らぎを感じる。

最弱であることで

高潔さを保つ。

そんな音楽です。


けれどこの

ゼア・ゼアは

とても

生のエネルギーを感じます。


なにかこう

世の中に対して

諦めていた

青年が

少なくとも

諦めることはなくなった。

そんな

清々しさを感じます。


ここから彼らは

シングルバンドになり

ぼくは

一向に聴かなくなってしまうのですが

それは

彼らが望んだことではないでしょうか。


この曲のコード使いも

面白く

ぼくのスタンダードになりました。


最後の


おれたちはアクシデントだ

起こるのを待つよりも


という詩が

めちゃくちゃカッコイイ。


レディオヘッドの全能ぶりを

見せつけるには

もってこいのラインです。


最弱が

打って変わって

恐慌を災う。


この反転ぶりが

スリルな

レディオヘッドの

ゼア・ゼア。

泣き寝入りするな。

やり返せ。



2025年1月10日金曜日

一日一曲「ソーラン節 / ボンボンアカデミー」

1935年、

昭和10年に

北海道は

札幌でソーラン節は生まれました。


北海道の

沖合漁業で

ニシンを

採り上げる際の

掛け声として使われ

作業効率に

充分役立ったそうです。


元々は

ソーラァ、ソーラァ

だったのですが

あまりの寒さに

口を閉じることが出来ず

ソーランに。


音頭取りは

時に

わざと卑猥な替え歌をし

漁夫の

笑いを誘って

眠気を覚ましたそう。


とても

ありふれた

言い方になってしまいますが

やっぱり

人間の

働く

職場って

そうじゃないとなぁ

と思ってしまいます。


AIが

世の中に

入り込んできた

そういう

らしさ

必要だと思います。


演奏は

ボンボンアカデミー

という

グループのが

かわいらしかったので

選びました。

ソーラン節。

でした。



2025年1月9日木曜日

一日一曲「hug / iri」

もしかしたら

僕がiriの

ような

若いアーティストを

取り上げるのを

意外に思われる方も

いらっしゃるかも知れません。


僕自身

こんな

最新の方を

紹介するのに抵抗があります。


僕は彼女の

音楽が好きで

良し悪しは

別にして

新曲はいつもチェックしています。


hug

初めて聴いた時

日本語だけで

こんなR&Bを

鳴らすアーティストが

現れたのだと

隔世の感を

覚えました。


高校生からボイトレ。

オーディションでグランプリを獲得、

その流れで海外留学。

その鮮やか過ぎる

経歴に

嫉妬しながらも

実はもう30代という

キャリアに

納得してしまいます。


メジャーで

こういう人が

いる中

インディーズは

何をやっとるんだと

自分のことは

棚に上げて

憤慨してしまいます。


その可能性に

眩しさを感じながら

iri。

hug。

でした。



2025年1月7日火曜日

一日一曲「長い夜 / 松山千春」

松山千春さんは

2周目で

前回の恋に

続き

長い夜

この曲は自身最大のヒット曲であり

寺尾聰のルビーの指輪を首位から

蹴落とした楽曲。

エレキギターの

ギュイーンっていう音が

格好いいですよね!


松山千春さんと言えば

正月明け早々

スポーツ新聞を賑わしています。

年末の紅白歌合戦に対して

持論を展開。

ご本人は

出る気はないとおっしゃって

おきながら

しっかり

見とるやないかい、と

思わず突っ込みを

入れたくなるのですが

そこは御愛嬌。

名前こそ

出しませんでしたが

紅白でのこっちのけんと

への批評が

鋭く

まぁ、流石だなぁ。と。


昨日の続きで

ぼくは

はいよろこんで

がヒットした要因を

あれこれ考えていました。

リズムなのか、

ファッションなのか

歌詞なのか

菅田将暉の

弟だからなのか。


やっぱり

その歌心

なんですよね。


曲が

売れるのは

漏れなく

例外なく

歌心が

あるから。

インストゥルメンタルでも

関係ありません。


はいよろこんで

万人に

届いたのは

その謙虚な心。


やっぱり

どれだけ

ロジックを重ねても

その

原理原則には

敵わない。


あちゃー、という感じです。


これはまた

勉強し直さないと。


という事で

2日に渡って

曲がヒットする要因を考察してみました。


松山千春。の

長い夜。


でも僕は紅白出ますよ!



一日一曲「はいよろこんで / こっちのけんと」

今年を象徴する曲は

間違いなく

こっちのけんとの

はいよろこんで

なのですが、

僕は

ここのところ

ずっと

なんで

この曲が

こんなヒステリックな

数字を

積み上げたのかを考えていました。


苦労人であるのは

間違いないし、

リズム感も抜群である。

ビジュアルも

最高だし

ミュージックビデオも

面白いですよね。

菅田将暉の

弟であるのも

関係しているでしょう。


ぼくは

個人的に

昭和のテイストを

取り入れたのが

勝利の要因なのかなと

邪推しているのですが


それにしても腑に落ちない。


こっちのけんとの

はいよろこんでは

2024年の

紅白歌合戦白組の

出場曲にもなりました。


何故?

この曲が

そこまで

時代を捉えることが

出来たのか。


という事で

これは

明日にも続きます。


こっちのけんと。

はいよろこんで。

でした。



2025年1月6日月曜日

一日一曲「恋のマジックポーション / すかんち」

今の若い人たちには

届かないかも知れないけれど

ぼくの世代に

とって

ダウンタウンは

絶対だった。

とても残念な事に

なってしまっているけど

僕は彼らが

王者に

返り咲くことを信じている。

すかんちの

恋のマジックポーション

オープニングを飾った

ダウンタウンのごっつええ感じ。

面白かった。

あの頃のお笑い。

面白いというのもあったけど

格好良かった。

なんていうか

すごく大人だったんですよ。

悲しみを

知っていた。

それを

悟らせない

奥ゆかしさがあった。

今は

もう全部オープンで

それが

正義になっているけど

それってどうなんでしょう。


あなたのことを知らないから

惹かれるんじゃないでしょうか。


恋のマジックポーションは

1991年に発表された。

ローリー寺西の

その

完成されたルックスに

ミュージシャンというよりも

訳知りの

業界の人という印象を持っていた。

今では

そのギターテクニック、知識が

評価され

不動の地位を保っているけど

当時は完全にイロモノだった。


すかんちも

その悲しみを隠す人たちだった。

今の人たちみたいに

それを売りに

しない人たちだった。


何故

ローリー寺西が

今でも現役なのか。

何故

人々を惹きつけるのか。

そこに

ヒントが隠されている気がします。


すかんちって反対から読むと

そういう意味なんですね。

恋のマジックポーション。

でした。