2022年12月31日土曜日

一日一曲「しゃぼん玉 / Unknown」

今日はしゃぼん玉を。

遊び心の効いた

罪のない歌だなと

調べてたましたら

この曲、

鎮魂歌なんてすね。


大正11年に

野口雨情(のぐちうじょう)さん

が作詞。


自身の子供が

生まれてすぐに

亡くなった

様を描いているという

説があり、

当時はそういう家庭が

珍しくもなく

付け加えるなら

子供の鎮魂歌。


メロディは

日本最古の

賛美歌から

取られたという

こちらも

あくまで説があります。


どちらも仮説で

確たる根拠は

残されていませんが

鎮魂歌だとすると

この曲の無邪気な

感じは

翻って

とても虚無的な

印象を持ちますよね。


3つのメジャーコードで

構成されていて

なんとなく明るい曲。


詞もとても

言葉少なめでシンプル。


とても悲しい

鬱の曲なのかなと思いながら

しゃぼん玉。でした。



2022年12月30日金曜日

一日一曲「ザ・モスト・ビューティフル・ガール・イン・ザ・ワールド / プリンス」

プリンスは大好きで

特に

ザ・モスト・ビューティフル・イン・ザ・ワールド

は大好きです。

確かこの曲が

発表された

1994年当時

プリンスは

彼が勝手に作ったシンボルマーク、

読み方もない名前で活動していたと

思います。


自己顕示欲が強い人で

唯一無二でありたかったのでしょう。


初めてこの曲を聴いたのは

おそらく中学生の頃で

なんて綺麗な曲だろうと

VHSに録画していた

MTVジャパンを

何度も巻き戻して

見ました。


やはり

将来の感性や

道を作るのに

中学生の歳くらいが

一番重要なのかなと思うのです。


ぼくも路上ライブをして

3年経ちますが

言ったら学生の子たちは

一回りしているんですよね。

今また新しい世代の子たちが

聴いてくれていて

ぼくもいい加減なことは

できないなと。


話が反れましたが

この曲

あまりにいい曲の為

利権がらみで

いい和訳も見つからないし

いいコード表も見つからない。

また有料でもいいので

わかりやすいコード表を

手に入れよう。


全ての伝説を

茶化し切った

最初の人で

ぼくも彼の活躍がピークだった

80年代に

青春を迎えたかったなぁ。


黄金の人、プリンス。の

ザ・モスト・ビューティフル・ガール・イン・ザ・ワールド。

でした。



お待たせしました!2023年1月27日よりミュージックビデオ3週連続アップロード!!



お待たせしました!

出す出すと言っていたミュージックビデオ、

いよいよ告知解禁です!


先ずは2023年1月27日、

去年2021年の七夕フェスの様子と

神戸三宮と元町でのロードムービーによる「カトゥーカフェに行かないか」!

ハートフルな内容に仕上がっております!


そして第2弾「となりの街まで」!

病み騎士ぼっち丸くん。をフィーチャーした

愉快な、でもちょっと切ない。

楽しい内容になっていると思います!


最後に第3弾、「自由の身」!

引き続きぼっち丸くん。と

チェリストの来住姫乃(きしひめの)さんに

そろって出て頂いたぼくも出来が楽しみな作品!


五月雨ポスターも

貼っていきます。


撮影後にみんなに焼肉を奢った(笑)

お金のかかったビデオです!

楽しんでお待ち下さい!

2022年12月29日木曜日

一日一曲「あの鐘を鳴らすのはあなた / 和田アキ子」

今日は

芸能界の首領

和田アキ子さんで

曲はあの鐘を鳴らすのはあなた


この曲の

イントロが素晴らしく


あなたに会えてよかった


というキラー台詞

と共に脱力系の歌い声で始まります。


阿久悠さん作詞で

流石ですよね。


阿久悠さんも兵庫県出身で

離れ島の淡路島でした。

僕も一回だけ行った覚えが

ありますが

どこへ行っても

玉ねぎをネットに吊るしている

印象があります。


とても横柄かも知れませんが

やはり作家としてなら

阿久悠さんのように

依頼されて初めて書き

そしてヒットさせてしまう。

そのような形が理想なのかな。


バックバンド、

特にドラムが

素晴らしく

誰が叩いているのかな?

とググったのですが

見つからず、

やはりこの国の音楽に

足らないのは

正確な歴史なのだと

痛感しました。


残念ながらコード表が

無料では載っておらず

また何かの機会に

手に入れたいと思います。


もちろん曲もいいのですが

この曲を

特別なものにしているのは

和田さんの声で

どうしても

芸能界と

ごっちゃになってしまっている

彼女のキャラクターの所為で

音楽的な評価がないがしろに

なってしまっていますが

ちゃんと

評価されて

ほしいなと思います。


日本の音楽の歴史には

欠かせない

和田アキ子さんと

その楽曲

あの鐘を鳴らすのはあなた。

でした。



2022年12月28日水曜日

一日一曲「ドリフター / キリンジ」

キリンジをずっと

しようと思っていたのですが

とっかかりがなく

上質な楽曲を

提供し続ける

兄弟ユニット

くらいしか思いつきませんでした。


でもそれは裏を返せば

彼らの職人気質の

表れで

ただただ音楽を作っていきたい

という本音が透けて見えます。


1996年に結成。

2013年に弟が抜けて

なんとかバンドとして

継続するも

2020年活動を終了。


思うのですが

もし

純粋に音楽が作りたく

誠実であろうとするなら

もう今バンドという

スタイルは

無理があると思うのです。


こういう事を

言うと逆説的に

喜ぶ人もいると思うけれど


今ほんとに真摯に

音楽と向き合うということ。


ぼくは彼らのことをほとんど

知らないのですが

それを肌で感じている

そのうえで

現役でいる

数少ない人だと思います。


ドリフター

ギターで弾くには

めちゃくちゃ複雑で

作曲家の意地を感じるコードで

夜の寝れない不安を

とても情熱的に

描きます。


キリンジがいなくなったことで

90年代も終わったのだ

とかキザなことを思いながら


ドリフター。キリンジでした。


2022年12月27日火曜日

一日一曲「ブレイク・オン・スルー(トゥ・ジ・アザー・サイド) / ザ・ドアーズ」

今日は永遠に

歴史に刻まれるであろう

ジム・モリソンの

そのバンド

ザ・ドアーズ。

曲は

ブレイク・オン・スルー(トゥ・ジ・アザー・サイド)

恐らく

音楽と麻薬をイコールにしてしまった

張本人であろう

モリソンの不遜な態度は

みんな真似たし

ぼくもご多分に漏れずです。


音楽に麻薬は必要か?という

論争はたまに聞くし

結構なことですが

もしかしたら

今の時代

麻薬が無くとも

簡単にトリップできるのかもしれません。


ただ、もちろん過去の歴史がある上ですが

ハイになる

音楽がそれほど上等だとは思えません。

それよりも

考えるであったり

安らいだりであったり。


この

ジム・モリソンという人も

決して

麻薬を推奨しているわけではなく

あらゆる神話を否定する

遊び心の

人だと思います。


ブレイク・オン・スルーは

コードが2個だけの

あとはリズムで持って行く

曲。


あちら側に突き抜けろの意らしいですが

自意識や商業的にも

突き抜けたい、

そんな意味もあるのではないのでしょうか。


今は医学が進み

みんな長生きする時代。


才能が早死にする確率が減った今

どのようにインパクトを

残すか。

少なくとも麻薬によることはないのかな?

と思いながら

ザ・ドアーズのブレーク・オン・スルー(トゥ・ジ・アザー・サイド)。

でした。



2022年12月26日月曜日

一日一曲「セイ・セイ・セイ / ポール・マッカートニー & マイケル・ジャクソン」

今日は

サー、ポール・マッカートニー。

曲はマイケル・ジャクソンとの

デュエット、

セイ・セイ・セイ。


Say Say Say / Paul MacCartney &Michael Jackson YouTubeより


この曲はポール、ソロ期の2番目の売り上げのヒットソング。

マイケルに至っては

実は最大のヒットソング。

ウィキペディアには

スリラー効果も相まって売れた、

と書いていましたが

マイケルが電話でポールに直談判で

依頼した時

ビデオ同様

相当勝負に出て狙いをすましたのでしょう。

効果絶大です。


サー、ポール・マッカートニーは

メロディー、曲の構成を作るのに

滅茶苦茶優れていて

作詞家としては

そんなに際立った人では

ありませんが

この曲の

同じ言葉を3回繰り返すなどの

アイデアは多分彼の発明でしょう。

詩心よりも

作曲家としての彼らしい閃きです。


心のラブソングも

そうですが

彼は自分が何を求められているか

よく分かっている。

そこに対して

開き直るときは開き直る。

そこが彼の才能なのかも知れません。


セイ・セイ・セイは

6つと

忙しない展開の割に数少ななコードで

要所要所で7thという少し崩した

コードが効果的な

ソングライティングが

際立った曲。


素晴らしい曲だとは

思うけど僕のような

濃い野郎には

物足りないのもまた事実。


それでもその才能には

平伏すしかない、ポール・マッカートニーと

マイケル・ジャクソンのセイ・セイ・セイ。でした。




2022年12月25日日曜日

一日一曲「ジングル・ベル / フランク・シナトラ」

今日は

クリスマスなので

ジングル・ベルを。


Jingle Bells / Frank sinatra YouTubeより


牧師様が

1857年に

教会の感謝祭で歌うために

作ったそう。

大好評で

クリスマスにも歌われ

タイトルもそこでジングルベルに

変わったらしい。


もともとソリが

雪の中でも

分かるように

付けられた鈴だったらしく

それが楽器へと発展し

今に至るそうです。

宗教的なバイアスや

フレーズもなく

本当に景気のいいお祭りの歌。


日本でもたくさん

訳され

江利チエミ、美空ひばり

雪村いづみ

の通称

3人娘が

同時に音源をリリースしたそう。

それぞれヒットして

企画には待ってこいの歌ですよね。


コード使いがお洒落で

サビのジングルベール♬

のコード進行は

ノラ・ジョーンズの

ドント・ノウ・ホワイの

イントロと一緒。

興味深い。。


動画はポピュラーで

馴染みの強い

フランク・シナトラを選びました。


僕は今年もシングル・ベル。

とオヤジギャグを

かましながら

思わずウキウキしてしまう、

ジングル・ベル。

でした。