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2022年12月30日金曜日

お待たせしました!2023年1月27日よりミュージックビデオ3週連続アップロード!!



お待たせしました!

出す出すと言っていたミュージックビデオ、

いよいよ告知解禁です!


先ずは2023年1月27日、

去年2021年の七夕フェスの様子と

神戸三宮と元町でのロードムービーによる「カトゥーカフェに行かないか」!

ハートフルな内容に仕上がっております!


そして第2弾「となりの街まで」!

病み騎士ぼっち丸くん。をフィーチャーした

愉快な、でもちょっと切ない。

楽しい内容になっていると思います!


最後に第3弾、「自由の身」!

引き続きぼっち丸くん。と

チェリストの来住姫乃(きしひめの)さんに

そろって出て頂いたぼくも出来が楽しみな作品!


五月雨ポスターも

貼っていきます。


撮影後にみんなに焼肉を奢った(笑)

お金のかかったビデオです!

楽しんでお待ち下さい!

2022年12月22日木曜日

大糸タイムスさまに掲載して頂きました!


大糸タイムス様に活動を紹介して頂きました!

3年間続けた路上ライブが報われました!

大糸タイムス様、ありがとうございます!


【掲載記事全文】

「浴衣とギター 路上ライブ

白馬村の田口英さん 毎週火曜に大町駅前で」

 トレードマークの浴衣を着こみ、ギター片手に路上で弾き語る。白馬村神城の田口英さん(44)は、毎週火曜日午後1時から3時まで、大町市のJR信濃大町駅前でライブ演奏を行っている。

 兵庫県出身。高校時代に音楽の道を志し、卒業後は神戸を拠点に、作曲とライブ活動を行っていた。一時中断した後、10年ほど前に再開した。

 5年前に縁のあった白馬村へ移住。地元のイベントなどでライブ活動をしながら、シングルとアルバムをそれぞれ2枚出した。

2枚目のアルバム「秋刀魚」は「平成」がテーマで、ノスタルジーを感じさせる作品となっている。

 応援してくれる人の後押しで、アルバムのPR活動と位置づけ、精力的にライブ活動を続けている。演奏曲のジャンルは洋楽からJ-POP、フォーク、ロック、民謡と幅広い。

 ミュージックビデオの制作も手掛けており、「やりたいことがたくさんある。深く広く発信していきたい」と意気込む。

2022年10月15日土曜日

一日一曲「エブリバディ・ハーツ / R.E.M.」

今日の一日一曲はR.E.M.。


日本人にはあまり

馴染みがないバンドですが

世界的、特に

本国アメリカでは

絶大に支持されていて歴史的な存在です。

けれど一体何がすごいのか

どういう事を歌っているのか

調べてみてもよくわかりません。


その掴みどころのなさが

特徴的でその後たくさんのフォロワーを生み出します。


1980年に結成して

アメリカの大学のヒットチャート、カレッジチャートから

人気を博した彼ら。


スターというより

"俺たちのバンド"という感が強いのだと思います。


政治的な発言が多いけど

政治的なメッセージがあるというより

政治意識が高いというほうがあっている気がします。


スターであることより一市民であることの方が重要なんですね。


ぼくも十代の頃から聴き続けているのですが

夢中になるというよりも

どこか勉強というニュアンスが強かったです。

R.E.M.がわかるやつだったらいいのにとコンプレックスさえ抱いてしまいます。



エブリバディ・ハーツはその中で


みんな傷つくんだ 一人じゃない


とびっくりするほどわかりやすいメッセージです。

いい曲なんですけど

素直に浸れないのはもうR.E.M.病です。


3拍子のワルツのリズムで

メジャーとマイナーコードを

アルペジオで丁寧に爪弾く構成。


アルペジオは練習中なので丁度いいです。


今回はR.E.M.を一生懸命説明してきたけど

やっぱりよくわからない。というのが彼らです。


R.E.M.のエブリバディ・ハーツ。でした。



2022年10月10日月曜日

一日一曲「SIX / マンサン」

今日は

皆さんにはあまり馴染みがないと思われます

マンサンと言うバンドを楽譜に起こしたいと思います。


1995年にイギリスの大きなムーブメント

ブリットポップの最中

結成されたバンドです。


ポール・ドレイパーという

万華鏡のようなイマジネーションをもつ

類い稀な才能に

確かな技術を持つギタリストとドラマーが揃う

奇跡的なグループでした。


バンドは解散しましたが僕はファンで

今でもポール・ドレイパーが

ソロとしてだけど

活動を続けてくれているのは嬉しいし

心強くもあります。


SIXというセカンドアルバムが衝撃で

7、8分を越える曲がずらりと揃う作品の

中には濃い時間が流れていて

宇宙を感じてしまいます。


ぼくも自身のアルバム、秋刀魚で近くは接近しましたが

SIXほど長く重たい時間は未だです。


まだ誰も到達できてないんじゃないかな。


タイトル曲SIXは


SIX / Mansun YouTubeより


二つの曲を合わせたような曲で

そのアイデアは古くからあったものだけど

その中にポール・ドレイパーの声を

エフェクトで加工して乗せてしまうという

のが画期的でしたし

異論は承知で

音楽史上初だと思います。


マイナーな曲の為

正確なコードが分からなく

宿題になりそうです。

披露できても誰も知らないかも知れないけど

僕がすごく影響を受けたマンサンを一度紹介したく

選曲しました。


まだまだ語れることがある

秘宝のようなバンド、

マンサンのSIX。でした~。


と、上げるの忘れてました

すみません汗

一日一曲「Lucky / スーパーカー」

今日はスーパーカー。

曲はLucky。


Lucky / SUPERCAR YouTubeより


スーパーカーの

サブギタリストのいしわたり淳治さんは

僕の作詞の先生の一人です。


このLucky

の詩の中に


「あたし、もう今じゃあなたに会えるのも夢の中だけ

多分涙に変わるのが遅すぎたのね」


のあとに


見つかりにくいのは傷つけあうからで__


と、唐突に語部が変わります。


このブツっと行間を

区切ることで

そこに流れる時間を作り出す

というテクニックは

ぼくがまだ20歳そこそこの年齢の時に

彼の雑誌のインタビューを読んで

もう衝撃でした。


彼は僕と一つしか変わらなかったけど

本当によく考えていた。


いしわたりさんは歌は歌わないし曲も作らなかったみたいなので

そっちに集中できたのかも知れないけど

それにしてもです。


その後、僕も

作詞について熟考するようになったし

その成果が今更、見逃してという曲になりました。

今更、見逃して / 田口英 YouTubeより


何度もあーでもないこーでもないと

考え抜いて

結果7分近い曲になってしまったけど

そこから

新しく詩を書く際

全く次元が変わったような気がします。


スーパーカーは

大きな才能の集まりだったし

脅威でした。


解散した時は正直ほっとしたけど

未だ脅威です。


スーパーカーのLucky。でした。



2022年10月8日土曜日

一日一曲「ステイ(ファラウェイ、ソー・クロース!) / U2」

U2はついに3週目に入ってしまったのですが

それだけいい曲が多いという事で

ステイ(ファラウェイ、ソー・クロース!)を。


Stay(Faraway, So close!) / U2 YouTubeより


この曲が収録された

ズーロッパは

多分生涯一好きなアルバムです。


路上ライブの帰りに

暗がりのバスの中

それを聴く時

つぎはぎですが自分は高校生の頃の夢を叶えたんだと

厚かましくも至福の瞬間を感じるのです。


この曲の詩に


青信号、セブンイレブン


という箇所があります。


イメージが膨らむいい詩だなー、

何でだろう?とずっと思っていたのですが

これ実はネオンサインを表現しているんですね。


フランク・シナトラのニューヨーク・ニューヨークなど

ネオンを表現した作品は

前からあったと思いますが

企業の名前を書くことで

それを表したのは

ボノが最初なんじゃないかなぁ。


ぼくも僭越ながら

さよならTSUTAYAなど

よく使わせてもらってます。


パフォーマーとして

派手で大味なイメージのボノ。

けれど作詞家としても

とても優れた人だと思います。


ステイは

メジャーとマイナーだけのシンプルなコードですが

ギターの一弦と二弦をずっと指で押さえず

弾くことによって

独特な浮遊感を出しています。

またスタッカートという跳ねるリズムを取り入れることで

とても洗練された楽曲に仕上がっています。


今回は企業の名前を詩に入れることで

ネオンサインを表現する

といったテクニックを紹介したく

U2のステイ(ファラウェイ、ソー・クロース!)を取り上げました。


ビバ!U2。



2022年10月7日金曜日

一日一曲「桃太郎 / 水曜日のカンパネラ」

水曜日のカンパネラは

2012年に結成した

全部が新しいユニットでした。


詩も言葉遊びを延々と

連ならせ

それをテクノサウンドに

ふわふわとした掴みどころのないヴォーカルに乗せ

全く意味のない

でも心地のいい癖になる音楽。


でももっとすごかったのが

ソングライターと演者が

大阪と東京で

インターネットを通じて楽曲を完成させ

発表していくという遠隔操作によるスタイル。


とにかく新しかった。


ぼくもいろいろ参考にしているし

憧れました。


このあたりからインディーズがごごごっと

のし上がってきて

なにかひとつの象徴が彼らだったのかな。


ヴォーカルのコムアイさんは

自由で少しサイコパスなイメージですが

ここ白馬村のスキージャンプ台でのライブが雨天中止に

なった時、

村の体育館で無料でライブを行ったそうです。

実際はファンを大事にする

細やかな人なんじゃないかな。


桃太郎は


桃太郎 / 水曜日のカンパネラ YouTubeより


意味のないことを

切ないコードに乗せて

逆説的に

意味を持たせる

曲になりました。


みんなその予感に痺れたし

なにかあるんじゃないかと付いて行きました。


2015年のりんご音楽祭でのライブは名演でしたし

水曜日のカンパネラ - 桃太郎@りんご音楽祭2015 YouTubeより

ぼくにとって乗り越えなければならない壁です。



2022年10月6日木曜日

一日一曲「おなじ話 / ハンバートハンバート」

今日はハンバートハンバートの

おなじ話を楽譜に起こします。


おなじ話 / ハンバートハンバート YouTubeより


日本のライブハウス事情で

彼らの存在は

以前以降に分かれるほど

音楽的な商業以上に

インパクトがあります。


ファッション、音

今やどこを見てもハンバートハンバートの

印象がある。


勿論音などはもともと

ライブハウスなどの音響が

地下でずっと修練

が重ねられてきて優れたものではあると

思いますが

彼らの登場で

一般化され

後戻り出来なくした。


僕もハンバートハンバートのような音で

録音したいと常々思っています。


おなじ話は

特にコマーシャルのタイアップになったわけではなく

なぜここまで浸透したかは

わかりません。


ただただ切ない曲で

かつていたもう一人の自分との

対話で

最後は

夢の中でしか思い出せない。

そんな内容です。


フォークソングにしては

ポピュラーなコード使いで

その可愛らしい声から

萌えな印象。


今も商業的にいろいろ挑戦している

彼らを見習わって僕もがんばらないとなぁ。


ハンバートハンバートのおなじ話。でした。



2022年10月2日日曜日

一日一曲「家族の風景 / ハナレグミ」

ハナレグミの

家族の風景は




2002年発表で

当時の相方が好きな曲でした。

90年代の理想が

見事に砕け散り

焼野原の中に生えた一本で

そのあとの20年間を見事に

覆いつくしてしまいました。

まだ僕もバンドサウンドで

勝負しようとしていた時期で

イントロのアコースティックギターのアルペジオは

衝撃でした。

地元西宮のドン・キホーテで初めて聴いた時のことを

今でもはっきり憶えています。


永積タカシさんは兄と同い年で

この世代の方は

受験戦争まっしぐらを経験されていて

心が燃えてしまった後のような印象があります。


すごくいい曲なのですが

理想に燃えている自分としては

あまり積極的に聴かないようにしてきました。


ほぼほぼ4つのコードだけで

構成されていて

サビなるものがありません。

この辺りも新しかったし

今ではスタンダードになっています。

特筆すべきは歌詞で


キッチンにはハイライトとウィスキーグラス


と言う

普段身近にあるものを

見つめることで

大人になりきれないひとりぼっちの抜け殻のような感覚を演出しました。

みんな真似しましたし僕も真似しました。


影響力が大きく

00年代の

ゆとり世代の人たちにとっては

ひとつの指針になっているような気がします。


そう言えばぼくもここから始めたんだよなぁ。


ハナレグミの家族の風景。でした。


2022年10月1日土曜日

一日一曲「ムーンライト伝説 / DALI」

今日は美少女戦士セーラームーンの

主題歌、ムーンライト伝説。


ムーンライト伝説 / DALI YouTubeより


なにかと

パクリだなんだでいわくつきの本曲。


1992年発表で

当時メディアミックスが始まったばかりで

その一つだった

セーラームーン。

企画は大ヒットして

ここくらいから女の人の時代が始まった気がします。


昭和歌謡を取り入れたのも画期的で

アニメソングと言えば情念

というのも定番になりました。


男の子のヒーローは実写で

女の子の憧れは

アニメーションというのも

単に時代だけの所為ではないような気がします。


すごくコードの数が少なくて

4つのコードで回せます。


曲というのは

コードが少ない方が

強いインパクトを残せるし

思い出しやすいのではないでしょうか。


歌っても

聴いても

少し照れくさいですが

ウケたらいいなぁ。


美少女戦士セーラームーンの主題歌、

ムーンライト伝説でした。



2022年9月29日木曜日

一日一曲「LOVE LOVE SHOW / THE YELLOW MONKEY」

今日はTHE YELLOW MONKEYの

LOVE LOVE SHOW。


LOVE LOVE SHOW / THE YELLOW MONKEY YouTubeより


1988年に結成した彼らは

90年代の日本のバンドを代表する

存在になりました。


賛否が多く

それはそれだけ語るに値することを意味します。


コンセプトを大事にするバンドで

それが却って

楽曲のインパクトを消している節があるような気がしてなりません。


ですがその演奏力、パフォーマンスが

圧倒的な存在として導いています。


彼らは俗に言う

ユーチューバーなることを一切しません。

曲の中では砕けますが

タレント活動のようなこともしません。


世の中にはスターというものがあって

それが正解というわけではないのですが

そういう存在が必要です。


僕はアルバムをちゃんと聴いたことがないし

彼らの音楽もほとんど聴きません。


しかし、そういうアティチュードは褒め称えるべきではないでしょうか。


LOVE LOVE SHOWは歌詞の所為で

コミックソングの印象を

受けますが

とてもよく出来ていて

メロディも豊か

コードも吟味されています。

アコ-スティックギター一本でもすごく魅力的に演奏できます。


ぼくがユーチューバー的なアプローチを敬遠しているのも

彼らの影響かもしれません。


THE YELLOW MONKEYのLOVE LOVE SHOWでした。



一日一曲「スターフルーツサーフライダー / コーネリアス」

今日はコーネリアスさんの

スターフルーツサーフライダー。


STAR FRUITS SURF RIDER / Cornelius YouTubeより


ドラムンベースという今の若い人たちには

馴染みのない音楽的技法に

日本語詞を乗せる

当時画期的だった本曲。


リズムや構成などに特化した人で

メロディや歌詞に関してはどっちかって言うとスルーな人です。


けれど数々のトライヤルがJ-ポップの礎になりました。


例の障碍者いじめの件が有名ですが

正直な感想を言うと


そんなん言われなあかんのやー


でした。

20代そこそこの発言を取り沙汰され

さも自分には身の覚えのないように非難する。

間違いなくそれは暴力です。


擁護するつもりはないですけど。


ただこの曲のPVもまだ上げていないところを見ると

後手後手に回っているのは事実。


品行方正な態度が裏目に出ているのかも知れませんね。


コードは2個しかないのだけれど

こういう曲を

アコースティックギター一本で

魅力的に弾けたらいいですよね。


僕が初めてデモテープを作ったのを

先輩ミュージシャンに

聴いてもらった時に


いい意味でコーネリアスみたい


と言われた時

嬉しかったのを憶えています。


この世代(一応ぼくもそうですが)の人たちも今曲がり角に来ているのかも。


コーネリアスさんでスターフルーツサーフライダー。でした。



2022年9月28日水曜日

一日一曲「ファイトフォーユアライト / ビースティボーイズ」

今日はヒップホップに

全面的に挑戦!

彼らがヒップホップなのかどうか異論はあると思いますが

ビースティボーイズで

ファイトフォーユアライト。


(You Gotta)Fight For Your Right(To Party)  YouTubeより


このタイトルがごちゃごちゃして

覚えづらいタイトルの所為で

日本人はみんな脱落していきます。

従来のキャッチ―さと

無縁であるところもヒップホップ所以なのでしょう。


パワーコード(コードの5弦と6弦だけを弾く技法)で構成された

バックサウンドに語りを叫び気味に

乗せるヒップホップの定番を作った本曲。


面白いのがU2のヨシュア・ツリーと同時期に

発表されたんですよね。


かたやいぶし銀のモノトーンのバンドサウンド。

そして彼らはラジカセをバックに叫びまくりました。


全てが正論の今の日本に

必要なのは

アイロニーなしの心のこもった思いやりではなく

大真面目にふざける

そんな態度です。


ビースティボーイズのファイトフォーユアライトでした。



2022年9月27日火曜日

一日一曲「愛の奇跡 / ヒデとロザンナ」

僕の名前

田口英のヒデは

このヒデとロザンナから来ています。

母親が大ファンで名付けたそう。

音楽友達に生まれる前から

音楽活動が始まっていたんですねと言われ

なるほどと同時に素敵なことを言うなぁと。

愛の奇跡は




もう幼い頃から刷り込まれるように聴かされていて

覚えてしまいました。

路上ライブでは

以前から歌っていて

やはり年配の女性に受けがいい。


ロザンナさんはイタリアの方で

なるほど曲もヨーロッパな感じ。

後に二人は結婚しますが

ヒデは1990年に47の歳で逝去。


それでも夫はヒデだけという

ロザンナさんの真実一路な生き方が

みんなに愛される理由なのかなぁ。


女性という生き物がまだ全然分からなく

どう結ばれたら幸せなのでしょうか。


コード使いが洗練されていて

じっくり時間をかけて作られたような気がします。


この一日一曲も

もうすぐ5か月が経ち

こういう曲でも割かし早く対応して

弾けるようになったのでうれしいです。


ヒデとロザンナの愛の奇跡でした。


2022年9月26日月曜日

一日一曲「セラピー? / ストーリーズ」

今日はちょっと

趣向が違いまして

セラピー?というバンドで曲はストーリーズ。


Stories / Therapy? YouTubeより


恐らく日本の方は誰も知らないかも知れません。

1989年に結成されたアイルランドのバンドで

紛らわしいのがブリットポップと

時期が重なっている為

そういう目(どういう目だ)で見てしまった。


チャーチ・オブ・ノイズという曲が一番有名だと思うのですが

Church Of Noise / Therapy? YouTubeより

すごくポップでいい曲だけど

正直売れないだろうなーと

1998年当時冷めた目で見つめていました。


しかし最近気になったので

YouTubeで検索したら

あまりのすごさにあちゃーでした。

ぼくもまだ10代だったんです。仕方がない。


兎に角スティングが認めるほどドラムが凄まじい。

そしてソングライティングもすごくいい。

ぼくにとってちょっとこれは開眼です。


僕がヨーロッパを見捨てた20年間もずっと

活動を続けていて

もう敬服してしまいました。


あまりにもマイナーな為

ちゃんとした和訳を見つけることができませんでしたが

もういい詩しかない

と決めつけてしまえるほど

演奏力、発想力が素晴らしい。


ストーリーズは

マイナーコードを基調とした

アイルランド人らしいメロディアスな旋律。

そしていきなり関係ないギターリフ。

これが堪らない。


多分かっこいいことに拒否反応を

起こしているフロントマン。

只物ではありません。


今、日本で歌っても誰も知らないだろうから

暫くは様子見です。


そんな感じで

今回は懺悔の意味合いも含めて

セラピー?のストーリーズを紹介しました。


滅茶苦茶恰好いいけど

これは売れないぞ。



2022年9月25日日曜日

一日一曲「ネバーエンディング・ストーリー / リマール」

今日の一日一曲は

メロディがとても幻想的な曲、

ネバーエンディング・ストーリー.。


The Neverending Story / Limahl YouTubeより


同名の映画の主題歌で

ジョルジオ・モルダーさん作曲。

タイトル同様

ゆっくり現れゆっくり消えていく。


想像力豊かで

言うなればファンタジー。


リアリズムが重要視されがちですが

こういう曲はもっと

あってもいいのかなと思います。


ヨーロッパ圏でヒット。

日本でも映画が公開され馴染み深い。


七尾旅人さんのこの曲も

コーナー / 七尾旅人 YouTubeより

ここから来てると思います。


所謂普通のコードしか使っていないのですが

Aメロからサビに移る際

テンションが下がる感じが見事で

循環コード(3つ4つのコードを繰り返す手法)では

表せません。


この曲にしか出せない雰囲気があって

映画を見たことがない

今の子たちにも分かるんじゃないかなぁ。


リマールのネバーエンディング・ストーリー。でした。



2022年9月24日土曜日

一日一曲「トコトンで行こう! / ウルフルズ」

今日の一日一曲は

ウルフルズ。

曲はトコトンで行こう!。


トコトンで行こう! / ウルフルズ YouTubeより


1988年に結成して1992年に

東芝EMIから異例の速さでCDデビュー。

1996年にはミリオンセールとなるアルバム・バンザイを発表。

と、トントン拍子な経歴ですが

ウルフルズ以前にたくさん経験を積んでいるような気がします。


音もヴィジュアルもすごく洗練されているバンドで

このトコトンで行こう!も当時

撮影技術が話題になりました。


関西人であることを前面に出し

キャラクターをはっきり

させたのも成功の要因です。


こういう事を言うとめちゃくちゃ怒られるかも知れませんが

激動の90年代の最中

うまいことやったなと。


バカな振りをしていますが

戦略的な頭のいい人たちだと思います。


また90年代初頭

大阪のアメリカ村という

若者のファッション街が旺盛を極めていた頃で


彼らもとてもお洒落でした。

もしかしたらそこに垢抜けていた秘訣が

隠されているのかな?


面白い曲で

ほぼメジャー(明るい)コードの7thしか使っておらず

マイナー(暗い)コードは皆無。


ソウルフルな楽曲はぼくも作ってみたいので勉強になります。


なぜこんなにキャッチ―な曲ばかり作れるのでしょうか?


実は彼らも宅録(自宅で録音する)から始まったんじゃないのかなぁ。


謎の多いバンドです。


ウルフルズでトコトンで行こう!でした。



2022年9月23日金曜日

一日一曲「シャイニング・ライト / アッシュ」

アッシュはそんなに熱心に

聴いてきた訳ではありません。

けれどこのシャイニング・ライトだけは別で

何回も聴きました。




ノエル・ギャラガーも唸る佳曲で

魔法のような旋律があります。


1990年代、空前のブリットポップ旋風の中

結成した北アイルランド出身の彼ら。

瑞々しいメロディが売りで

何故か大御所ばかりに好かれます。

学生バンドの先駆けで

スーパーカーなどは

やられた

と思ったと公言しています。

メンバーがぼくと1つぐらいしか変わらないのですが

あまり親近感はなく

どっちかって言うと羨ましい。。。

若く成功し

甘いマスクで

一時期美人のお姉ぇさんが

横でギター弾いてたり。

こちらはダスキンでずっと

害虫駆除してましたよ。えぇ。


シャイニング・ライトは

メジャーとマイナーだけで構成された曲で

和訳が見つからず

歌詞は残念ながら分かりません。


全英8位をマークした

生まれながらの成功が約束された曲でした。

こういうバンドが

一度も休止することなく現在に至るところが

ヨーロッパの凄さだと思います。


アッシュでシャイニング・ライト。でした。


2022年9月21日水曜日

一日一曲「浅草キッド / ビートたけし」

今日の一日一曲は

ビートたけしこと北野武の浅草キッド。


浅草キッド / ビートたけし YouTubeより


ぼくがこの曲を深く知ったのは

竹原ピストルさんの名演で

浅草キッド / 竹原ピストル YouTubeより

何度も聴きました。

もうたけしさんの声とメロディで

ありきたりだけど

まざまざと情景が浮かびます。


たけしさんが浅草からキャリアを

スタートさせたのは

芸人として野垂死んでも

浅草だと格好がつくからという理由で

ぼくが神戸の三ノ宮から活動を始めたのも同じで

凄くこの曲を意識しました。


ぼくはお笑い芸人に対して畏敬の念を抱いています。


僕たちミュージシャンは

どんなに下手でも

どんなに下品でも

楽器を持つことで一応成立してしまうんですね。


でもお笑い芸人は違う。

漫才となるとセンターマイクがあるのですが

そうじゃない、発想だけで笑わせるとなると

文字通り裸一貫で

受けなかったら

ただの変人です。


ミュージシャンと芸人ではスタートラインが違うのです。


なので僕はお笑い芸人にマイナスになることを絶対言わないようにしています。


この曲の


夢は捨てたと言わないで


というこんな

誰もが思い浮かべている言葉を

こうやって実際に形に出来るのが

ビートたけしの凄まじさです。


相当な度胸がないと実現しません。


コードも激シンプルで

もう弾き語りの古典になりつつありますよね。


これだけ歴史を作りながら

まだ何かある予感を残します。


またビックリさせてほしいです。


ビートたけしの浅草キッド。でした。



2022年9月20日火曜日

一日一曲「今宵の月のように / エレファントカシマシ」

今はもう国民的な

人気を誇る

エレファントカシマシは

まだ実は未開拓の地で

気にはなっているけれどそんなにちゃんと聴けていません。


フロントマンの宮本浩次さんの

歌い方が今なお鮮烈で

どうやって手に入れられたのでしょう。


悲しみの果てなど

宮本さんも友部さんの影響が伺えますが

それだけでは全然足りません。


1981年に中学生のころ始めたバンド。

その曇りのない野心が

どんな障害があっても

突き進む現在進行系の存在を示唆しています。


ぼくの世代はやっぱり

今宵の月のようにで


今宵の月のように / エレファントカシマシ YouTubeより


ミュージックビデオも合わせて

深く印象に残っています。

言葉の人で

こんなシンプルなタイトルでも文学的な匂いがプンプンします。


この曲の

夜中の国道線を練り歩くという

モチーフが大好きで

僕も真似しました。


前述しましたが

まだその魅力の謎が解き明かされておらず

入門として

今日はこの曲を楽譜に起こしました。


かわいい女の子に人気があるのが

正直羨ましいです。


エレファントカシマシ。の今宵の月のように。でした。