2023年1月28日土曜日

一日一曲「メタモルフォーゼ / 工藤静香」

今日の一日一曲は

工藤静香さんの




この曲は

僕が初めて買ったCD。


同じく初めて買った

ソニーのCDラジカセに

入れて

聴いたときの

興奮は今でも覚えています。



大人になると

そういう初めての事が

どんどん無くなっていくのが

寂しいです。


工藤静香さんは

アイドルグループ、

おニャン子クラブのメンバー

として有名ですが

それ以前にもう

歌手デピューは

果たしていて

言い方が悪いですが

上手く利用した格好。


アーティスティックな方なんでしょうね。

別名で作詞を

したり

画家としても活動したり。


メタモルフォーゼは

ハウスミュージックな

ピアノと4つ打ちの

ドラムで始まります。

7thのコードを多用することで

儚い刹那な感じを演出。


工藤静香さんの艷っぽい

声が魅力的で

とてもミステリアスな曲に仕上がっています。


爽快感があって

この曲が発表された

1991年当時

おじいちゃんに

遊びに連れてもらっていた

スキー場で流れていたのを

思い出します。



工藤静香さんの

メタモルフォーゼ。でした。




2023年1月27日金曜日

一日一曲「ウィンターランド / 大橋トリオ」

大橋トリオさんを

知ったのは

2009年。

1stアルバム

「I Got Rhythm?」

が発表された時。


この頃僕は

ケーブルテレビを契約していて

新しい音楽を

探して編集して

コレクトしていました。


その「I Got Rhythm?」

からの曲

ウィンターランド

ビデオを見たときの

お洒落なサウンドと映像には

病みつきになりました。


当時経済的に自立し始めた時期で

彼から色々吸収しました。


今まで

ノイジーなギター

ばかり求めていた

僕には

彼のジャジーな

音を一つ一つ

大事にしている

都会的なサウンドには

新しい音楽の聴き方を

開眼させられました。


続くようにリリースされた

海援隊の贈る言葉

カバーの

大人な感覚にも痺れました。


ウィンターランドはコードが

きめ細やか。

美しく前述通り

とてもお洒落です。


好きなものは好きと言っていいんだよ


という詩は

当時たくさんの方が感じていた

閉鎖感に対する

攻撃だったのかも。


今、白馬の冬は

寒波が到来していて

毎日雪でウンザリですが

大橋トリオさんのウィンターランド。でした。



2023年1月26日木曜日

一日一曲「島唄 / ザ・ブーム」

ザ・ブームは

僕の世代ですが

そんなに熱心には

聴きませんでした。


玄人が

好む

高い技術力を持った

グループというのを

知ったのも

だいぶ後になってから。


島唄

沖縄民謡を

歌謡曲に取り入れた

ハシリで

当時話題になりました。


1986年に結成した

バンドは

島唄に限らず

他にも

ブラジル音楽を取り入れたりと

音楽性を

大胆に変えつつ

その表現の幅を

広げてきました。


解散した2014年

当時僕は

コンビニエンスストアで

バイトしていて

そこの副店長の

贔屓のバンドが

ブームで

解散ライブも観に行ってました。


とりわけ

思い入れはありませんが

ブームというと

その副店長を思い出します。


ザ・ブームの島唄でした。



2023年1月25日水曜日

一日一曲「ドント・クライ / ガンズ・アンド・ローゼズ」

僕は

中学生の時に

YMOが好きになり

ギターソロ等の

テクニック云々

よりも

音楽を創造することに

興味を見出し

高校生になってから

洋楽を聴くようになってからも

デュラン・デュランや

U2といったバンドにはまって

イメージを想起するような

音楽が好きでした。


ガンズ・アンド・ローゼズは

世代でしたが

ハードロックという

ジャンルが肌に合わず

スルーしてしまいました。


確かに

ヴォーカルのアクセル・ローズの

声は面白かったけど

歌詞が何を歌っているか

分からなかったし

このドント・クライ

紋切り型の

失恋ソング

という印象。


けれど深みというか

純度の濃さがあって

熱さを感じます。


僕のアパートの

お隣りさんが

この曲を好きで

楽譜に起こして

一緒に歌った思い出があります。


ミュージシャンには

躁鬱というのは

避けられないものなのかなと

アクセル・ローズを見ると

他人事ではないなと

思いながらの 

ガンズ・アンド・ローゼズの

ドント・クライ。でした。



2023年1月24日火曜日

一日一曲「ストリーツ・オブ・フィラデルフィア / ブルース・スプリングスティーン」

ブルース・スプリングスティーンの

ストリーツ・オブ・フィラデルフィア

僕が

中学生のころに

発表された曲。


起伏のない曲で

シングルって感じでは

なかったけど

ずっと引っかかっていました。


今回取り上げるに

当たって

動画を調べたのですが

フィラデルフィアは

ヘロイン中毒者の

たまり場で

語弊があるかも知れないけど

廃人の街。


映画の為に書き下ろされた

本曲は

エイズについて

書かれたみたいですが

無縁だとは思えません。


ぼくはブルース・スプリングスティーンが

どのように受けいれられているか

分からないし、

ストリーツ・オブ・フィラデルフィアが

世界中で大ヒットした

経緯も分からない。


でもこの曲の

深い深いリアリズムに基づいた

切なさが

すごく好きです。

憧れさえ抱いてしまいます。


2つのコードで

始まり

サビで3つのコードで

変化を付けるのですが

その起伏のなさは

神経を搔きむしるほどです。


この曲の

夜中の静けさの

安心さという感覚が好きで

そこに語りを乗せるというのは

すごく高級で

僕もやってみたいなぁ

と思っています。


落ち込むほど

沈み込んだ曲が

大ヒットする

世界の音楽に対する理解が

羨ましい

と思いながらの

ブルース・スプリングスティーンの

ストリーツ・オブ・フィラデルフィアでした。




2023年1月23日月曜日

一日一曲「イン・マイ・ライフ / ザ・ビートルズ」

ザ・ビートルズを

取り上げるのは初めてです。

曲はイン・マイ・ライフ


ビートルズの場合

いい曲というのも

あるのですが

それよりも

録音の仕方が

素晴らしく

そればっかり耳がいってしまいます。


このイン・マイ・ライフも

一聴したら

ただ4人が演奏している

印象なのですが

実は目茶苦茶

凝った音作りで

未だにどうなっているのか分かりません。


僕は音楽は

その時発表された

時代のプレイヤーで聴くのが

一番いいと思っているのですが

それでもこの曲は

デジタルで聴いても鮮烈です。


コードは7thを取り入れた

お洒落な構成で

イントロのアルペジオによる

リフが印象的ですよね。


サビがとてもさりげなく

ただ同じフレーズを

繰り返すだけじゃない。


洋楽は高級だと

思わせる

音作りのマジックが漂っている

ザ・ビートルズの

イン・マイ・ライフ。でした。




2023年1月22日日曜日

一日一曲「リッスン・アップ / オアシス」

オアシスは

3週目で

今日はリッスン・アップ


オアシスは

イギリスのマンチェスターで

1991年に

結成されて、

もともとは

裏方の3人が始めた

バンドだったのですが

そこに

天性の声を持つ

リア厶・ギャラガーと

もうすでに芸能活動を

始めていて

曲のストックも貯めていた

兄、ノエル・ギャラガー

が加入して

最初の黄金のラインナップが

揃います。


僕はこの時期の彼らが

好きで

演奏も荒削りなところもあったけど

そのダイレクトさが良かった。


最初から破滅が約束

されていたようなグループでした。


その儚さも人気の一つかも知れません。


このリッスン・アップの

メロディーが

とても美しく

そこにちょっと

気の利いたコード展開を

加える事で

極上の曲になりました。


リッスン・アップのピアノカバー

聴けば

より一層その

美しさが際立ちます。


ひとりで生きるのも悪くないよ


という覚悟は

当時たくさんの少年の

共感を得たと思います。

僕も御多分に漏れずです。


そのたくさんの少年が

憧れたオアシス。

のリッスン・アップ。でした〜