2022年7月2日土曜日

一日一曲「クラリネットをこわしちゃった / ダーク・ダックス」

今日はいつもと趣向を変えて

クラリネットをこわしちゃった。


クラリネットをこわしちゃった / ダーク・ダックス YouTubeより


元々フランスの歌として親しまれていた曲に石井好子さんが日本語の歌詞をつけたそう。


オ パキャマラド パキャマラド パオパオパ


のところはフランス語のままで


語感が良かっただけと特に意味はなく


全体的に遊び心が効いてますよね。


先日紹介した電気グルーヴの前身バンド人生でもよく取り扱われていたそう。

リズムはストレートなエイトビート。

キーはいろいろあったのですがダーク・ダックスさんによる高めの音を採用しました。


あまり積極的に披露しようとは思いませんが


ちっちゃな子供に受ければいいな。


今日は箸休めな感じでクラリネットをこわしちゃった。

でした。



2022年7月1日金曜日

一日一曲「言い出せなくて / イーグルス」

今日はイーグルス。

イーグルスといえばホテル・カリフォルニアやデスペラードを連想する方が多いと思われますが

僕はこの言い出せなくて。


I can't tell you why / Eagles YouTubeより


邦題ですけれどタイトルがいいですよね。


この曲も幼い頃父親によく聴かされ

馴染みの深い思いがあります。


深夜、高速の車の中流れると黙って夜道を眺めていました。

この曲の割り切れない感情に馳せながら。


ローズピアノとハイハットの紡ぎ合いから始まるこの曲の

低い温度。


コーラスのハーモニーが素晴らしく

真似したいなぁと子供ながらに夢想していました。


コード使いも

この曲にはこれしかないと思わせます。


今の曲作りと違ってこの頃のほうが

丁寧です。


僕もこんな曲が作れるようになりたいです。


イーグルスでした。


今日から7月。夏始まるかな〜?



一日一曲「N.O. / 電気グルーヴ」

電気グルーヴは常に気になっているユニットで

音楽もさることながら

何故彼らのようなアングラな存在が

多くのファンを獲得し自由に活動できる現状に興味があります。


もともと"人生"というバンドから始まった彼らは

ステージに自転車を持ち込んだり

夜中に街を徘徊するなどして街の注目を浴びたらしいです。

当時野心こそあったかどうかはわかりませんが

他と同じことをしてはだめだということですね。


また中学校からの友達がそのまま今も続いていて

当人たちしか分からない他愛もないやり取りが羨ましい。


このN.O.は詩が素晴らしく


学校ないし 家庭もないし ヒマじやないし カーテンもないし 花を入れる花びんもないし


というラインは夢を持つ若者なら誰でも共感しますよね。


カッコよくないことをカッコ良くしてしまう

圧倒的な存在。


電気グルーヴでした〜。


N.O. / 電気グルーヴ YouTubeより


※昨日上げるの忘れてました💦 今日もう一本上げますm(_ _)m



2022年6月29日水曜日

一日一曲「リバー・マン / ニック・ドレイク」

今日はニック・ドレイクのリバー・マン。


River Man / Nick Drake YouTubeより


今から15年くらい前にバンドとしての可能性を断たれ

ソロとして転向するも行き詰まり

ほぼほぼ諦めかけていた時にたまたまYouTubeで見つけたこの曲。


当時売れる曲を目指していたであろうぼくは

その自由で商業的でない世界にショックを受けました。


またアコースティックギターの技術向上に開眼した曲で

30近かったけどもう一度ギターを習いに"こういう曲が弾けるようになりたい"と門を叩いた程です。


そこからまた音楽をやることが楽しくなる契機になりました。


ニック・ドレイクは若くして亡くなりますが

その彼に救われるのだから人生は面白いですよね。


面白い曲で

イントロでメジャーコードからマイナーコードに転調してそれだけで雰囲気が変わります。

多くの曲で引用されています。


またギターは6弦あるのですがそのうち1番低い6弦だけを別個に弾いて立体的に音を演出する方法もこれで学びました。

もしギターを勉強したいのならオススメの1曲です。



2022年6月28日火曜日

一日一曲「M / プリンセス・プリンセス」

今日はプリンセス・プリンセスのMを。





プリンセス・プリンセスは僕にとっては

一世代前のバンドで

バンドブームの火付け役者の一つの印象があります。


ムーンライダースの岡田徹さんが名付け親らしく

TDKレコードのオーディションが発端。

1983年に赤坂小町という名前で始まって

1986年プリンセスプリンセスに名前を変えて仕切り直し。

CMソングやドラマのタイアップで徐々に認知度を上げていきDiamondsでブレイクし

それから後追いで以前の曲もシングル化されヒットするという

決してシナリオ通りではない道のりがわかります。



大元がレコード会社の企画から出発しているし

解散の理由が友達のままで終わりたいというのもどうなんだろうと思うけれど

彼女たち(大先輩ですけど)やレコード会社の方たちの試行錯誤の成果が

今の礎になっていると思うし

そこは襟を正して語るべきではないかと思うのです。


この曲は終わりを迎えた恋人のイニシャルをタイトルに冠する

女性らしい発想でサビが"欲しいよ"というのも

とてもセクシーですよね。

曲の入りの諦めのメロディも冷めていてとても艶やか。

間違いなく代表曲。

今日は普段は聴かないけれど幸せな売り方の勉強も含めてプリンセス・プリンセスでした。


2022年6月27日月曜日

一日一曲「自由への旅立ち / クイーン」

今日はクイーン。


ボヘミアン・ラプソディー、キラークイーン、レディオ・ガ・ガ。


代表曲がたくさんありますがなぜかこれ。


I Want To Break Free / Queen YouTubeより


自由への旅立ちという邦題がついた曲で

メンバーが全員女装しているミュージックビデオも面白いのですがここは割愛。


10代の頃に聴いたとき変な曲だなと思いました。

これがシングル?です。


でも癖になるというかずっと残る曲ですよね。


嘘の人生は嫌だ。自由になりたい。


という切実な内容とは裏腹にドレスアップするのはワウペダルを駆使したエレクトロサウンド。


けれどやはりブライアン・メイのディストーション・ギターの存在感。

もちろんフレディ・マーキュリーのコミカルな声。


イントロとアウトロがよく出来ていて

特にアウトロの消えそうな終わり方は素晴らしいと思います。


実はベースのジョン・ディーコン作詞作曲でフレディのワンマンバンドだと

思っていたのでびっくり。


意外と民主的なんですね。


コードは普通のものしか使っていないのですが


前述したアウトロのコードはなんと一つだけ!


なるほど。それが却ってドラマティックな情緒を盛り上げるんですね。勉強になります。


このバンドは面白い曲ばかり書くなぁ。。


クイーンでした。









2022年6月26日日曜日

一日一曲「接吻-kiss- / ORIGINAL LOVE (オリジナル・ラブ)」

今日は90年代の名曲、

ORIGINAL LOVE(オリジナル・ラブ)で

接吻-kiss-。




一度聴いただけで体に入ってきて思わず口ずさんでしまうこの曲は

ソロ・メンバーの田島貴男さん作詞・作曲また編曲もご自身でされているみたいで

とてもプロデュース能力が高いお方。

90年代初頭、ピチカート・ファイブのメンバーだったこともあり

当時流行っていた”渋谷系”の括りにされていましたが本人は嫌だったようです。

今も現役で活動されていて

ギター弾き語りでフットストンプという

ドッ、ドッというバスドラムのような音がする木の板の楽器を使って

ライブをされています。

















上の画像とはちょっと違うのですがぼくも田島さんとまったく同じものを持っていて

レコーディングで使っています。

ぼくもライブで使えるようになりたいです。

接吻-kiss-のコードも使ったことがないものばかりで

新しい領域に踏み込めそう。

ということで今日はたくさんの発見を与えてくれる大先輩、

ORIGINAL LOVE (オリジナル・ラブ)こと田島貴男さんでした。