2022年10月7日金曜日

一日一曲「桃太郎 / 水曜日のカンパネラ」

水曜日のカンパネラは

2012年に結成した

全部が新しいユニットでした。


詩も言葉遊びを延々と

連ならせ

それをテクノサウンドに

ふわふわとした掴みどころのないヴォーカルに乗せ

全く意味のない

でも心地のいい癖になる音楽。


でももっとすごかったのが

ソングライターと演者が

大阪と東京で

インターネットを通じて楽曲を完成させ

発表していくという遠隔操作によるスタイル。


とにかく新しかった。


ぼくもいろいろ参考にしているし

憧れました。


このあたりからインディーズがごごごっと

のし上がってきて

なにかひとつの象徴が彼らだったのかな。


ヴォーカルのコムアイさんは

自由で少しサイコパスなイメージですが

ここ白馬村のスキージャンプ台でのライブが雨天中止に

なった時、

村の体育館で無料でライブを行ったそうです。

実際はファンを大事にする

細やかな人なんじゃないかな。


桃太郎は


桃太郎 / 水曜日のカンパネラ YouTubeより


意味のないことを

切ないコードに乗せて

逆説的に

意味を持たせる

曲になりました。


みんなその予感に痺れたし

なにかあるんじゃないかと付いて行きました。


2015年のりんご音楽祭でのライブは名演でしたし

水曜日のカンパネラ - 桃太郎@りんご音楽祭2015 YouTubeより

ぼくにとって乗り越えなければならない壁です。



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