今日はスーパーカー。
曲はLucky。
スーパーカーの
サブギタリストのいしわたり淳治さんは
僕の作詞の先生の一人です。
このLucky
の詩の中に
「あたし、もう今じゃあなたに会えるのも夢の中だけ
多分涙に変わるのが遅すぎたのね」
のあとに
見つかりにくいのは傷つけあうからで__
と、唐突に語部が変わります。
このブツっと行間を
区切ることで
そこに流れる時間を作り出す
というテクニックは
ぼくがまだ20歳そこそこの年齢の時に
彼の雑誌のインタビューを読んで
もう衝撃でした。
彼は僕と一つしか変わらなかったけど
本当によく考えていた。
いしわたりさんは歌は歌わないし曲も作らなかったみたいなので
そっちに集中できたのかも知れないけど
それにしてもです。
その後、僕も
作詞について熟考するようになったし
その成果が今更、見逃してという曲になりました。
何度もあーでもないこーでもないと
考え抜いて
結果7分近い曲になってしまったけど
そこから
新しく詩を書く際
全く次元が変わったような気がします。
スーパーカーは
大きな才能の集まりだったし
脅威でした。
解散した時は正直ほっとしたけど
未だ脅威です。
スーパーカーのLucky。でした。
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