濃い内容が続きましたので
箸休めの意味も込めて
大きな古時計。
日本で有名なのはもちろん平井堅さんの歌唱によるものですが
なんとジョニー・キャッシュのものがあったのでそちらを。
My Grandfathers Clock / Jhonny Cash YouTubeより
もともとはヘンリー・クレイ・ワークさん作詞作曲で
1876年に発表されたアメリカのポピュラーソング。
イギリスのジェンキンスという兄弟をモデルにした
実話で
おじいさんが亡くなった日に時計も止まったという
切ない内容で
機械にも心があるという
日本人にも受け入れやすい感性だと思います。
日本でここまで有名になったのは
保富康午(ほとみこうご)さんの訳詞によるものが
NHKみんなのうたで放送されたから。
幼心に孤独な人生の最期を教えられました。
コード使いが面白くて
歌いだしからずっと目まぐるしくコードが変わっていくのですが
百年休まずにチクタクチクタク おじいさんといっしょにチクタクチクタク
のところはずっと同じコード。
曲調もリズミカルで
まるで時計の針を刻んでいるよう。
ギターで作曲したのでしょうか。とても弾き易いです。
世の中の不思議な現象をとても愛らしく表現した曲だと思います。
大きな古時計。でした。
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