今日はサード・アイ・ブラインドを
楽譜に起こします。
1990年代初期に結成したバンドは
オアシスの前座を務めたことで成功の
切符を手に入れます。
ファーストアルバムは売れましたが
そこからぱたり。
恐らく
アルバムの殆どをソング・ライティングした
ケヴィン・キャドガンを民主的にクビに
した後釜が見つからなかったのでしょう。
そのケヴィン・キャドガンが書いた
セミ・チャームド・ライフは
Semi Charmed Life / Third Eye Blind YouTubeより
鬱屈した気分を晴らせる
爽快な曲。
基本的に意味のない言葉遊びで
ラップに対抗した
歌詞ですが
ではこの曲の切なさはどこから来るかというと
じゃじゃ馬ならしの儚さです。
じゃじゃ馬ならしというと
ローリング・ストーンズの
ワイルド・ホーシーズを思い浮かべれますが
もう一曲
日本のプカプカもじゃじゃ馬ならしですよね。
プカプカ / 西岡恭蔵 with 大塚まさじ YouTubeより
じゃじゃ馬ならしはシェイクスピアの戯曲の一つで
詳しいことは分かりませんが
恐らく社会に不満を持つ女性の
テロ、みたいなものでしょう。
だからこそ爽快感があるし
最終的には負ける悲哀もある。
90年代は数多のリヴァイヴァルから成り立ちました。
この曲もその70年代の思想のノスタルジアが
蘇りました。
コードはもう完璧に循環コード(3つ4つのコードを切り返す手法)で
00年代から定番になったことから言えば
相当に早かった。
サード・アイ・ブラインドは
まだ現役で活動しているようで
この頃のバンドは生き残っているというより
ただただバンドやってるのが生き甲斐みたいな
連中ばかりなのでしょう。
それで出来るのだから羨ましい。。
今日は胸キュンなサード・アイ・ブラインドの
セミ・チャームド・ライフを楽譜に起こしました。
サビの最後のグッバーイ♪がいいんですよねぇ。