ラベル oasis の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル oasis の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年10月16日日曜日

一日一曲「ホワットエヴァー / オアシス」

オアシスは2周目で

曲はホワットエヴァー。


Whatever / Oasis YouTubeより


とても力強いく


おれは何にでもなれるんだ


と歌う曲は

そのままオアシスのイメージ

にもなりました。


同時代の

グランジミュージックの自己否定に対する

アンチテーゼの意味合いも強く


その正のメッセージは

当時無敵でした。


コードが特徴的で

ギターの6弦のうち

一番高い1,2弦を

ずっと押さえたまま

コードを変えていくという

技を使うことで

聴く方に

メロディを誘導することが出来ました。


ギターが下手でも

オリジナル曲が簡単に作れる技法で

僕も使っています。


メロディもとても豊かで

これが浮かんだ時は

さぞかし興奮したのではないでしょうか?


技術ではなく理論と

編集で作れた名曲だと思います。


オアシスのホワットエヴァーでした〜。



2022年9月10日土曜日

一日一曲「セミ・チャームド・ライフ / サード・アイ・ブラインド」

今日はサード・アイ・ブラインドを

楽譜に起こします。


1990年代初期に結成したバンドは

オアシスの前座を務めたことで成功の

切符を手に入れます。

ファーストアルバムは売れましたが

そこからぱたり。

恐らく

アルバムの殆どをソング・ライティングした

ケヴィン・キャドガンを民主的にクビに

した後釜が見つからなかったのでしょう。


そのケヴィン・キャドガンが書いた

セミ・チャームド・ライフは


Semi Charmed Life / Third Eye Blind YouTubeより


鬱屈した気分を晴らせる

爽快な曲。


基本的に意味のない言葉遊びで

ラップに対抗した

歌詞ですが

ではこの曲の切なさはどこから来るかというと

じゃじゃ馬ならしの儚さです。


じゃじゃ馬ならしというと

ローリング・ストーンズの

ワイルド・ホーシーズを思い浮かべれますが

もう一曲

日本のプカプカもじゃじゃ馬ならしですよね。

プカプカ / 西岡恭蔵 with 大塚まさじ YouTubeより 


じゃじゃ馬ならしはシェイクスピアの戯曲の一つで

詳しいことは分かりませんが

恐らく社会に不満を持つ女性の

テロ、みたいなものでしょう。


だからこそ爽快感があるし

最終的には負ける悲哀もある。


90年代は数多のリヴァイヴァルから成り立ちました。


この曲もその70年代の思想のノスタルジアが

蘇りました。


コードはもう完璧に循環コード(3つ4つのコードを切り返す手法)で

00年代から定番になったことから言えば

相当に早かった。


サード・アイ・ブラインドは

まだ現役で活動しているようで

この頃のバンドは生き残っているというより

ただただバンドやってるのが生き甲斐みたいな

連中ばかりなのでしょう。


それで出来るのだから羨ましい。。


今日は胸キュンなサード・アイ・ブラインドの

セミ・チャームド・ライフを楽譜に起こしました。


サビの最後のグッバーイ♪がいいんですよねぇ。