スエードは
昔の相方が思い入れていたバンドで
僕も嫌いではありませんでしたが
当時U2が大好きで
そのインディー版みたいな感じで
距離があり
少し揶揄したりして
今思えば悪かったなと思います。
退廃、耽美(たんび)が
彼らの代名詞で
ヨーロッパの底辺の生活
世俗的な音楽を目指していました。
90年代、
イギリスの音楽界の
旺盛の火付け役になったのは
彼らの功績だと思うけれど
歴史的なインパクトは低いです。
どこの世界でも震源地は
あまり世に知られないのかも知れません。
僕は1994年まで在籍していた
ギタリストのバーナード・バトラーが大好きで
その最後の方の参加である
ザ・ワイルド・ワンズ。
The Wild Ones / suede YouTubeより
アコースティックな質感で
ヨーロッパな自己陶酔な世界。
残念ながら和訳が見つかりませんでしたが
その壮大な音に
彼らの退廃的なアプローチが
説得力と
重さを与えます。
この曲が収録されているアルバム
ドッグ・マン・スターも
名盤ですのでお勧めです。
今日は誠実だけれど不幸な星回りの
スエードでザ・ワイルド・ワンズ。でした。