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2022年12月3日土曜日

一日一曲「ステイ / バーナード・バトラー」

先週スエードを

取り上げましたが

そのもとギタリスト、

バーナード・バトラー。

曲はステイ。




この曲が入った1998年発表のアルバム

ピープル・ムーブ・オンは

今でも僕の必聴版で

僕はある地点でこのアルバムを

超える作品は

未だ出ていないと思います。


まず滅茶苦茶音がいい。

98年当時いい音の

作品は多かったけどその最高峰だと思います。

そしてどん底から

這い上がってきたような

深さからの歓びの歌。

最高です。


バーナード・バトラーは前述通り

スエードのギタリストで

脱退後

ユニット、ソロと活動した後

プロデューサーとしての才能も

花開かし

2008年にはそちらに専念。

日本だと高野寛さんと近いポジションにある気がします。


裏方として成功したのもすごいけど、

このステイが収録された

人生で一回しか

作れないであろう

ピープル・ムーブ・オンを

作り上げた功績も大きい。

まだまだ音楽は奥が深そうです。



2022年11月28日月曜日

一日一曲「ザ・ワイルド・ワンズ / スエード」

スエードは

昔の相方が思い入れていたバンドで

僕も嫌いではありませんでしたが

当時U2が大好きで

そのインディー版みたいな感じで

距離があり

少し揶揄したりして

今思えば悪かったなと思います。


退廃、耽美(たんび)が

彼らの代名詞で

ヨーロッパの底辺の生活

世俗的な音楽を目指していました。


90年代、

イギリスの音楽界の

旺盛の火付け役になったのは

彼らの功績だと思うけれど

歴史的なインパクトは低いです。


どこの世界でも震源地は

あまり世に知られないのかも知れません。


僕は1994年まで在籍していた

ギタリストのバーナード・バトラーが大好きで

その最後の方の参加である

ザ・ワイルド・ワンズ。


The Wild Ones / suede YouTubeより


アコースティックな質感で

ヨーロッパな自己陶酔な世界。

残念ながら和訳が見つかりませんでしたが

その壮大な音に

彼らの退廃的なアプローチが

説得力と

重さを与えます。


この曲が収録されているアルバム

ドッグ・マン・スターも

名盤ですのでお勧めです。


今日は誠実だけれど不幸な星回りの

スエードでザ・ワイルド・ワンズ。でした。