2022年12月28日水曜日

一日一曲「ドリフター / キリンジ」

キリンジをずっと

しようと思っていたのですが

とっかかりがなく

上質な楽曲を

提供し続ける

兄弟ユニット

くらいしか思いつきませんでした。


でもそれは裏を返せば

彼らの職人気質の

表れで

ただただ音楽を作っていきたい

という本音が透けて見えます。


1996年に結成。

2013年に弟が抜けて

なんとかバンドとして

継続するも

2020年活動を終了。


思うのですが

もし

純粋に音楽が作りたく

誠実であろうとするなら

もう今バンドという

スタイルは

無理があると思うのです。


こういう事を

言うと逆説的に

喜ぶ人もいると思うけれど


今ほんとに真摯に

音楽と向き合うということ。


ぼくは彼らのことをほとんど

知らないのですが

それを肌で感じている

そのうえで

現役でいる

数少ない人だと思います。


ドリフター

ギターで弾くには

めちゃくちゃ複雑で

作曲家の意地を感じるコードで

夜の寝れない不安を

とても情熱的に

描きます。


キリンジがいなくなったことで

90年代も終わったのだ

とかキザなことを思いながら


ドリフター。キリンジでした。


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