僕は常々アメリカに
憧れを抱いているのですが
その原風景の一つがこのザ・スマッシング・パンプキンズの
作り出す世界のような気がします。
1988年に結成されたこのバンドは
時にビリー・コーガンという巨大な才能のワンマンになりがちですが
もともと友達から始まったこともあり
軋轢を軌道修正しながら
今でも元気に活動しています。
そのビリー・コーガンが作り出す
センチメンタルリズムは秘宝のような輝きを持ち
たくさんの名曲を生みました。
1979はその一曲で
1979 / The Smashing Pumpkins YouTubeより
U2のステイ(Faraway,so close!)を下地に
Stay(Faraway,so close!) / U2 YouTubeより
ビリーの少年時代を回顧というか
そのままを描き出します。
面白い曲でぼくら団塊ジュニア、向こうで言うジェネレーションXは
みんなこの曲に登場する主人公の
遠いところを見つめる、
ちょっと浮世離れした少年少女時代を過ごしました。
その均質している傾向は今もどんどんエスカレートしていってます。
それが幸なのか不幸なのかはわかりませんが。
エイトビートのシンプルな構成で
単純にコードを弾くだけならそんなに難しくないのですが
やはりビリーの作ったリフが弾けるようになりたいですよね。
ぼくはスキンヘッドの人を信じないと心に決めているのですが
それはまた別の機会に。
ザ・スマッシング・パンプキンズの1979でした。