今日はテレビドラマ
銭ゲバの主題歌になったかりゆし58のさよなら。
かりゆし58は2005年結成の若いバンド。
58とは国道58号線のことで
数字を名前に持ってくる発想は00年代アーティストの特徴です。
何を隠そう僕のファーストアルバム171(いないち)も国道171号線から来ています。
さよならはオリコンで9位をマークするインディーズシングルになりました。
その曲が使われたドラマ銭ゲバはかなり力の入った番組で
僕も毎週噛り付くように拝見していました。
僕がまだ親元で暮らしていた頃で
なんらかの啓示を撃たれた記憶があります。
懐かしいですが二度と戻りたくはありません。
さよならは鎮魂歌です。
命ははじまった時からゆっくり終わっていく
なんて信じない
ぼくが生きる今日は
もっと生きたかった誰かの明日かも知れないから
という譲れない真実が
ゆっくりしたリズムで心に迫ってきます。
さよならはワルツではないけど3拍子で
3拍子が苦手なぼくには丁度いいです。
僕も一曲鎮魂歌を書いたことがあります。
ヒットチャートが1から100まで鎮魂歌で埋め尽くされたら
ぞっとしますけど
こんな曲がヒットチャートに
たまに顔を覗かせる限り
日本という国はアイデンティティーを失わないでしょう。
かりゆし58のさよなら。でした。
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