フィル・コリンズもどの曲にしようか迷いました。
ワン・モア・ナイト。トゥー・ハーツ。
けれど1988年のヒット曲、恋はごきげんを。
もともとザ・マインドベンダーズの曲でカバーですが
完全にフィルの色彩に変えてしまっています。
フィルは80年代天下を取っていましたが
90年代に入り若いバンド群に目の敵にされ
ヒットチャートの隅に追いやられてしまいます。
事実僕も名前を口にするだけでダサいと言われたことがあります。
そのことを当時好きだったまい子ちゃんに話すとむくれて怒っていたのを思い出します。
けれどフィルは特別な人で
小学生の頃から聴いていた彼の音楽は刹那的で幸薄く
どこか冷めていた。
僕は幼心になぜか自分を投影していました。
2000年代に入りもう引退かな?と思っていたら
ポール・マッカートニーに喧嘩を売ったりと
元気で嬉しいです。
90年代以降なんだかアメリカもイギリスも真っ当な音楽ばかりになってしまって
シニカルな音楽が無くなってしまいました。
多分シニカルな表現が大好きな僕にとってはとても
窮屈です。
この頃の曲は路上ライブて受けが良く戦力になりそうですが
この楽譜起こしも曲が溜まりすぎていてどこから手を付けていいのか分からない。。
ごめんなさい、なんとかします。