今日はシンディ・ローパーのタイム・アフター・タイム。
Time After Time / Cyndi Lauper YouTubeより
ミュージックビデオが話題になった曲で
彼女の個性が際立っています。
感受性の強い人で
幼い頃から絵を描いたり作詞をしたり。
周囲に馴染めず17歳のころに愛犬と家出。
大人になって成功してからも名声に戸惑い自身のパーティーに主役不在でホテルの部屋に引きこもったり。
しっかり自分というものがある反面とても傷つきやすい人なんだろうなぁと想像してしまいます。
けれど本来ミュージシャンになろうと思う人ってそういう
愛想笑いも出来ない
社会に適応できない人だと。
彼女も湾岸戦争に反対した運動や東日本大震災のチャリティに積極的だったりと
成功云々よりも
活動しないと死んでしまうというか
生きていることを実感できないのではないでしょうか。
ぼくもそういうところに身を起きたかったのではと
今回鑑みました。
詩も多義的に捉えることが可能で
本当のあなた、本当のわたし、わたしはそこで待っていると
まるで世界に呼びかけているようです。
コードは一つだけ着目するのが歌いだしのところの二つのコードが
ギターで弾くと指一本押さえるところを変えるだけで
とても浮遊感のある効果が得られて
ギターを遊びながら弾いていたら出来たのではないでしょうか。
派手なファッションやあの笑顔で煙に巻いていますが
とても思慮深い人のような気がします。
そして彼女こそが80年代の本来のメッセージなのではというのは言い過ぎでしょうか。