余計な物を持たず
必要な物だけ持ち
あいつに勝った等と戯言をぬかして
毎日をより良く生きようと
今日は星がありませんでした
トラブルはご免だと親さえ遠ざけ
勝利だけを握り締め掴んだ夜の帰り道
星が一つもありませんでした
我慢ばかりが続いては
楽がしたくて選んだ道にケチという言葉が飛んで来て
怒りをぶち込む事も許されず
今朝は寝た気がしない
見上げれば
星が一つもありませんでした
不運が続く毎日に
なんでそんな事を言うのかと殴る代わりに問い続け
もう疲れ切ってしまったよ
俺のどこが悪いんだ
桜が散った寒い夜
星はひとつふたつ輝き出しました