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2022年11月24日木曜日

一日一曲「男 / 久宝瑠理子」

今日は僕達の

年代にはちょっと懐かしい

久宝瑠理子さんで曲は男。


男 / 久宝瑠理子 YouTubeより


大体実は男なんて甘ったれで情けなくて


と印象的なサビで挑発する歌詞は

久宝さんによるもの。

どこか掴みどころのない

ふわっとした顔だなーと思っていたら、

兵庫県神戸市出身で

なるほど育ちが良さそうな感じがします。

高校生の頃からタレント養成所に入り

1990年にソニーよりデビュー。

2年間結果が出せませんでしたが

3年目にこの男が大ヒット。

紅白歌合戦にも出場し

当時のガールポップの代表的存在になりました。

2001年にはSOPHIAのキーボディストと結婚。

特にスキャンダラスも無さそうで

絵に描いたようなミュージシャン人生で羨ましいです。

きっと現実的で堅実な方なんでしょうね。


作曲したのが伊秩弘将(いぢちひろまさ)さんで

この方も神田外語学院卒業後

200本ものデモテープを各レコード会社に送り

ソニーの渡辺美里さんの作曲権を奪取。


以後裏方をメインに

ヒットを重ね

1995年にはSPEEDのプロデュースを任され

1998年にはオリコン年間作曲家ランキング1位。

作詞家としても2年連続2位で

ガールポップブームの立役者となります。


お二人とも業界に入る努力が真っ当で

僕なんか申し訳なく思ってしまうのですが

成功しても名声との距離の

取り方が上手な気がします。

僕も学びたいです。


男は

エイトビートのシンプルな曲で

コードも基本的にメジャーとマイナーで

隠し味的に7thが使われ

割と弾き易い。

詩も通常のラブソングに対して

反抗的で面白いですよね。


今回は何故か久宝さんの名前が脳裏をよぎったので

ミュージシャンのサクセスストーリーの

あり方の一つとして語ってみました。


久宝瑠理子さんの男。でした。