ジャネット・ジャクソンの
発表された1989年、
僕は小学校4年生だった。
人生絶好調の時であり
怖いものなどなかった。
身長は平均的で
ちょっとポッチャリしていて
顔は猿みたいだったが何故かモテていた。
おそらく
裕福な家庭に生まれた
育ちの良さが出ていたのでしょう。
その頃はまだ自分が地獄を生きることは
知る由しなかった。
リズム・ネイションは
その頃より
高校生くらいになってからの
方が衝撃を感じた。
ぼくも音楽の道を志していて
その
創造的な楽曲に畏敬の念を覚えた。
ジャム&ルイス、プロデュースによる
楽曲は
ポップミュージックの臨界点だと思う。
曲の持つ
迷いなき高揚感、
人種差別への抗議。
まだ音楽が
スターによるものだった時代。
誰もが平気で
人を殺す時代に
このパッションは有効なのだろうか。
まだ闘えるのだろうか。
ジャネット・ジャクソンの
リズム・ネイション。
でした。
