2022年11月3日木曜日

一日一曲「サウンド・オブ・サイレンス / サイモン & ガーファンクル」

今日は60年代のレジェンド、

サイモン&ガーファンクル。

曲はサウンド・オブ・サイレンス。


Simon & Garfunkel / Sound of Silence YouTubeより


1957年結成の

ギター弾き語りデュオ。


彼らがいなければコブクロもゆずも

チャゲ&アスカもいなかったでしょう。


サウンド・オブ・サイレンスは

近代社会への警笛です。

ネオンサインが

作り出す

慌ただしい光に対しての不安の予感。


まだSF映画もなかった時代に

この曲は作られました。


その予感がずばり的中したのは

皆さんもご存知の通り。


僕はネオンサインが大好きなので問題ありませんが

この曲のように静かに過ごす時間も大切ですよね。


サイモン&ガーファンクルは

2人ともユダヤ人で、

ユダヤ人が何かって言うと

一つの宗教徒なのですが、

あまりにも人口の多い宗教になってしまったので

一つの国と同じくらいの扱いを

受けるようになったようです。


"選ばれた民"としての傾向があり

それゆえの迫害を受ける歴史が

あったりと

彼らがいつも憂鬱そうな表情を

なぜ浮かべているか。

少し察せますよね。


この曲はメジャーとマイナーだけの

コードで

しかも4つのみ。


ある時期から作曲も変に凝るように

なってしまって

びっくりするくらい

コードの数が増えてしまったのですが


一度

この頃の最小限の音で

また曲作りをするのもいいかも知れません。


ギター一本でアルペジオを丁寧に弾いていて

なるほどこれは

年配の方に受けるかも。


もう60年近く前の曲なんですね。

ポップミュージックの歴史が

ここから動き始めたんですね。

有難や。



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