今日は60年代のレジェンド、
サイモン&ガーファンクル。
曲はサウンド・オブ・サイレンス。
Simon & Garfunkel / Sound of Silence YouTubeより
1957年結成の
ギター弾き語りデュオ。
彼らがいなければコブクロもゆずも
チャゲ&アスカもいなかったでしょう。
サウンド・オブ・サイレンスは
近代社会への警笛です。
ネオンサインが
作り出す
慌ただしい光に対しての不安の予感。
まだSF映画もなかった時代に
この曲は作られました。
その予感がずばり的中したのは
皆さんもご存知の通り。
僕はネオンサインが大好きなので問題ありませんが
この曲のように静かに過ごす時間も大切ですよね。
サイモン&ガーファンクルは
2人ともユダヤ人で、
ユダヤ人が何かって言うと
一つの宗教徒なのですが、
あまりにも人口の多い宗教になってしまったので
一つの国と同じくらいの扱いを
受けるようになったようです。
"選ばれた民"としての傾向があり
それゆえの迫害を受ける歴史が
あったりと
彼らがいつも憂鬱そうな表情を
なぜ浮かべているか。
少し察せますよね。
この曲はメジャーとマイナーだけの
コードで
しかも4つのみ。
ある時期から作曲も変に凝るように
なってしまって
びっくりするくらい
コードの数が増えてしまったのですが
一度
この頃の最小限の音で
また曲作りをするのもいいかも知れません。
ギター一本でアルペジオを丁寧に弾いていて
なるほどこれは
年配の方に受けるかも。
もう60年近く前の曲なんですね。
ポップミュージックの歴史が
ここから動き始めたんですね。
有難や。
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