2025年1月6日月曜日

一日一曲「恋のマジックポーション / すかんち」

今の若い人たちには

届かないかも知れないけれど

ぼくの世代に

とって

ダウンタウンは

絶対だった。

とても残念な事に

なってしまっているけど

僕は彼らが

王者に

返り咲くことを信じている。

すかんちの

恋のマジックポーション

オープニングを飾った

ダウンタウンのごっつええ感じ。

面白かった。

あの頃のお笑い。

面白いというのもあったけど

格好良かった。

なんていうか

すごく大人だったんですよ。

悲しみを

知っていた。

それを

悟らせない

奥ゆかしさがあった。

今は

もう全部オープンで

それが

正義になっているけど

それってどうなんでしょう。


あなたのことを知らないから

惹かれるんじゃないでしょうか。


恋のマジックポーションは

1991年に発表された。

ローリー寺西の

その

完成されたルックスに

ミュージシャンというよりも

訳知りの

業界の人という印象を持っていた。

今では

そのギターテクニック、知識が

評価され

不動の地位を保っているけど

当時は完全にイロモノだった。


すかんちも

その悲しみを隠す人たちだった。

今の人たちみたいに

それを売りに

しない人たちだった。


何故

ローリー寺西が

今でも現役なのか。

何故

人々を惹きつけるのか。

そこに

ヒントが隠されている気がします。


すかんちって反対から読むと

そういう意味なんですね。

恋のマジックポーション。

でした。