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2022年9月20日火曜日

商店街ビタミンプロジェクト「シャッターオープンは街と人を動かす」レポート

今日は先日行なわれた商店街ビタミンプロジェクト
シャッターオープンは街と人を動かすでの癒やしライブの日のレポートでございます。

               舞台になった森の休息。

                   おしゃれ。


            秋です。オーナーさまの配慮が窺えます。



             この日はpuchicoさんとacoさん、
        ミツ&マツさんとそして僕という4組からなる構成でした。

           この日はなんと大町市長さまもご来店頂き

                 大盛況となりました。

                思わずテンションが上がり

              一緒に写真を撮らせて頂きました笑

先陣を切ってくれた弾き語り女性シンガーpuchicoさんは
大阪出身の方でちょうど一年前あづみ野に引越してこられたそう。

ウクレレで描く詩はまるでジョン・レノンのような穏やかな世界で
林や木漏れ日など
の描写が印象的でした。

大阪の友達の歌うたいも森などの描写が多く
都会にいる反動だったりするのかなぁと俯瞰で観てしまいました。

いつもは園児に歌っているらしく
なるほど堂々とした佇まいでした。

プチコさん、写真がなくゴメンナサイ。

お疲れ様でしたm(_ _)m


そして次に歌ってくれたのが
acoさん。
こちらも女性で写真の一番左の方がそう。

曲作り歴20年という
強者で
歌う言葉にとても深き重さがありました。

彼女もウクレレで
弾き語ってくれて
思わずウットリしてしまいました。

このあとの僕の演奏中優しい目で聴いてくれて癒やされました。

acoさん、またご一緒して下さいね。


そして事実上トリの
ミツ & マツさん。

一曲目のオリジナル曲からやられてしまいました。
くらげがモチーフになっていて
幻想的。
会場いっぱいが水槽になったかのよう。
ミツさんは東京にお住まいになったこともあり
なるほどクラブのような雰囲気がありました。

またご一緒できたらな。


そして最後にぼくですが
YUIさんのCHE.R.RY
Stingのイングリッシュマン・イン・ニューヨーク
北風小僧の寒太郎
あいつは歌を歌っていた
Lisaさんの紅蓮華
aikoさんのえりあし
今更、見逃して
捨てないで
写真の中の木の下で

の順にお送りしました。

市長さまも楽しんで頂けたようで
ほっとしました。

イベントは盛況のうちに終わり
こちらもほっとしました。

またこういうブッキングライブしたいなぁ。

最後に読んで頂いた森の休息さま
ありがとうございます、お疲れさまでしたm(__)m

今日は台風ですが路上ライブやりますよ~

2022年9月19日月曜日

一日一曲「楕円の夢 / 寺尾紗穂」

今日は寺尾紗穂さん。

曲は楕円の夢。


楕円の夢 / 寺尾紗穂 YouTubeより


寺尾紗穂さんは

一度長野市に観に行かせてもらったことがあって

色々学びました。


その一つに声と楽器で

音域のハイからローの

幅を作るというのがあって

正直唸りました。


やっぱりヒットソングを書く人は違うなぁと。


MCが印象的で

この楕円の夢の時、

円というのは答えだけれど

ちょっと違う形の円を探すのが大事なんじゃないか

と仰られてて

そのとおりだと。


照明が控えめで

ピアノに彼女の顔が写っているのがこちらから見えました。

それも計算だとしたらとんでもないなぁ。


帰りに空を見上げたら満月で

そのMCを思い出しました。


ぼくにはこの曲のような


超越した諦念


という概念を表せない。


けれど最近は

それでいいのだと思うようにしています。


女性には女性の、

男には男でしか描けないものが


間違いなくある。


楕円の夢は

大貫妙子さんの突然の贈り物を下地に

したような曲です。


コードが7thを使わず

基本的にメジャーとマイナーだけ。


巷にはとりあえず7thを使っとけー

という曲が氾濫していて


あえて名前は出しませんが


音がいい悪いという以前に


今もう一度コード使いを検証する時期が

来ているのではないでしょうか。


この曲は

そのような事を教えてくれます。


寺尾紗穂さんの楕円の夢。でした。



2022年9月17日土曜日

一日一曲「奏(かなで) / スキマスイッチ」

今日は白馬村にゆかりの深い

スキマスイッチ。

曲は代表曲、奏(かなで)。


奏(かなで) / スキマスイッチ YouTubeより


スキマスイッチのメンバー

常田真太郎さんは

名古屋県出身ですが

幼い頃から白馬村に慣れ親しんでいて

その思いから自身プロデュースのサッカーグラウンドを村にオープンするなど

されています。


スキマスイッチのおふたりとぼくは同じ1978年生まれで

なんかもう、あー、

という感じです。


スキマスイッチは2003年デビューの00年代アーティスト。

このころ僕はユニットブルジョアジーを正式に

起動させたところで

3回だけライブを行いました。

そういう意味では僕も

00年代アーティストなんですね。。

その翌年にはその相方に捨てられたけど。。


奏(かなで)は言葉数の少ない

近年では珍しい曲。

そんなに目立つ内容の歌詞ではありませんが

2人の意見が対立したら

どちらの意見も捨てて

新しい案を探す、といった

エピソードからも

すごく大事に作っているのが分かります。


特筆すべきはやっぱり

コードで

7thを多用していますが

単におしゃれにぼやかすといった指向ではなく

吟味されて使われているのが

みんなに愛されている秘訣だと思います。


日本のヒット曲はコード使いがキーに

なっているんじゃないかと

気付いた曲で

それ以来ぼくも意識するようになりました。


サビで明るく広がるのではなく

ズンと落ちる構成は

同じ音楽を聴いてきたんだなと思わせます。


常田さんは見れば見るほど白馬村な顔をしています。

明記されてはいませんが

住まれているんじゃないのかな?


スキマスイッチで奏(かなで)。でした。



2022年9月14日水曜日

一日一曲「ブラッド・ブラッド・ブラッド / 頭脳警察」

今日の一日一曲は久しぶりの勉強回です。

楽譜に起こすのは頭脳警察(ずのうけいさつ)。

曲は

YouTubeのライブ動画が鮮烈だった

ブラッド・ブラッド・ブラッドを選びました。


ブラッド・ブラッド・ブラッド / 頭脳警察 YouTubeより


1969年に結成されたバンドで


ダサくてもいいからオリジナリティに満ち、自信を持って演奏できる


ことを掲げた。

文にすると稚拙な感がありますが

これは音楽をするに当たってとても大事なことで

ただ演奏が上手くて

人前に出るのも慣れてて

という方が多いのですが

表現とは自分を曝け出すことを意味し、

おっかないぐらい緊張するくらいが僕は丁度いいと思います。


ブラッド・ブラッド・ブラッドはアルバムの先陣を切る

爽快な曲で

アングラな想いをマイルドに表現しています。


現代にも通用するというか

今にピッタリの歌詞で

お上への当てつけ。


面白い曲で会社の上司への不満とも取れます。


思うのですが

アンダーグラウンドの本質ってそういうことなんじゃないかなと。


面と向かって言うとやり込められてしまうから

別のところで罵る。


と言うと馬鹿みたいですが

外部に別の場所を作りそこから変化を施す

という。


頭脳警察はフランク・ザッパの曲名から名付けられ

1969年当時

ライブハウスなんてほぼ無かったでしょうし

そういう幹を作ってくれたのだから

感謝しかないです。


ブラッド・ブラッド・ブラッドはAマイナーを基調としたテンポが速く攻撃的な曲。


僕も次回作で攻撃的な曲を用意しているのですが

まだ機が熟していません。

いい曲にするので楽しみにしていて下さい。