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2022年9月7日水曜日

一日一曲「レット・ハー・クライ / フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュ」

今日の一日一曲は

隠れた名曲

フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュの

レット・ハー・クライ。


Let Her Cry / Hootie & The Blowfish YouTubeより


フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュは1986年に結成された

アメリカのバンド。

デビューアルバムはアメリカの累計売上15位のメガアルバム。


代表曲レット・ハー・クライはビルボード最高位9位の地味な結果。


けれどそれは彼らがシングルではなくアルバムアーティストとして

ファンに期待されていることを示唆します。


1970年代から80年代、

シンセサイザーを基調にしたディスコサウンドの反動から

1990年代初頭はアコ-スティックなバンドアンサンブルの

チャートの受け皿が広がります。


U2、R.E.M.の功績も大きく

彼らのフォロワーの意味合いも大きいでしょう。


歌詞は恋人のすれ違いを歌っています。

答えを出すのではなくただ問いかけを

続けて綴る様は大きく日本のヒットソングとは違います。


ブルーズとは問いかけであり

そこにこそリアリティが生まれます。


このバンドのヴォーカルはダリアス・ラッカーという黒人なのですが

語弊ががあるのを承知の上で

黒人ヴォーカルが成功した稀有なバンドです。


今、恐らく人種差別がヒステリックな状態であろうアメリカに

このようなバンドがもっとたくさん必要です。


彼らが友達からスタートしたという幸運もいいですよね。


ボブ・ディランに通ずる伝統的な

ソングライティング。

そんな中add9やsus2などのキメ細やかなコードを

多用したコード使いは

70年代、80年代を通過した

新しい世代の音楽だったでしょう。


この曲の旅というテーマも語りたいのですが

それはまたの機会に。


フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュの

レット・ハー・クライ。でした。

いい曲だー。