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2022年8月31日水曜日

一日一曲「エクレア / 岡崎体育」

今日は岡崎体育さんのエクレアを取り上げたいと思います。


エクレア / ポテト探検隊 YouTubeより


オアシスのドント・ルック・バック・イン・アンガーを

そのまま日本語でカバーしたような

明日なき者の主題歌のような曲です。


やれるとこまでやろう


という歌詞が好きで

僕も自分の曲で少し拝借しました。


凄くいい曲だとは思うのですが

物足り無さを感じます。


オアシス同様何かしらの熱いメッセージを感じますが

僕はその詩に

社会的な動機の不在

を感じました。


彼に限らずイギリスの音楽を日本語で起こす時

必ずこの壁にぶち当たります。


僕もご多分に漏れずで

20代、とても真摯で誠実なメロディとコードは

浮かんだのですが

それに見合う詩が見つかりませんでした。


その答えの一つが社会的な立場でした。

別の曲ですが

以前紹介したオアシスのロックンロール・スターが

田口英on飛来号 「ロック'ン'ロール・スター / オアシス」

なぜ優れているかって

俺は今日はスターなんだと

歌ったときそこにはハローワークに通う姿があるからです。

事実としての立場。


大久保のファミマでエクレア買ってきて


となんとか説得力を持たしているし

ニートというテーマもある。

けれどニートというのはいずれ卒業するものであって

そこにはメッセージはありません。


これは日本人の音楽自体の問題だと思っています。

飽くなき理想への確かな根拠。


僕もそれを探すのに大変です。


岡崎体育さんは作詞家としてすごいなと感じるし

自己プロデュースもすごく上手い。


キャラクターとしてそういう音楽なんだと

言える事も出来ますが

それでは継続性がないように思います。


今回は普段考えていることを

なんとか吐露する形で紡いでみました。

岡崎体育さんのエクレア。

同じ兵庫県西宮市出身です。