2022年7月18日月曜日

一日一曲「春夏秋冬 / 泉谷しげる」

今日は以前から歌わせて頂いている

泉谷しげるさんの春夏秋冬。




以前にも書きましたが僕にとって

泉谷さんと友部正人さんは

時代の透明な存在。

鏡ではなく透明。


ただただ誠実に生きようとする

光景が

何年経ってもそこには見えてきます。

それは貧しかったり滑稽だったりするのですが

しかしとても美しいのです。


路上ライブでよく歌うのですが

慰めの歌というより

痛烈な皮肉の歌です。


夢のない家を出て 愛のない人に会う


とタクシーの運ちゃんの横で

歌う快感って言ったらないです。



きたないところですが ヒマがあったら寄ってみて下さい

ほんのついででいいんです 一度寄ってみて下さい



重複しますが

誠実な人間にしかわからない

なんというかそのままを理解してしまいます。


曲調は所謂フォークですが

サビでカントリー調になるのが玉に瑕(きず)。

でもそれがらしさでもあります。

大阪のバーで演奏した時

それはカバーやなくてコピーやと怒られた事があります。

だから?と内心思っていました笑

懐かしいです。


歌うことの意味を思い出すために

また路上ライブで歌いたいです。